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慣用句 “三人寄れば文殊の知恵”  HSPの場合は…

今回は、HSPの特徴である想像力の高さ、そして人間関係で疲れやすく一人の時間を好むという特徴ついて深掘りしていきたいと思います。これらの特徴が、グループ活動等で耳にする”三人寄れば文殊の知恵”にどのように関係してくるのか考察していきます。

【慣用句 ”三人寄れば文殊の知恵” の意味】
凡人でも三人集まって相談すれば、思いがけないよい知恵が浮かんでくる。

今回の記事はこれまでの経験や感じたことを基に持論で書きました。
1つの考えとして捉えて頂きたいです。


学校や仕事などの場面では、集団で意見を出し合うグループワークの時間が設けられることがあります。それは、お互いの考えを深め合う時間にもなり、より良いアイデアを生み出すという目的で行われています。

これは慣用句 ”三人寄れば文殊の知恵” に対応しており、現実的にも分かりやすい事柄だと思いました。

しかし、中にはグループ活動が苦手という方もいます。
その傾向が強いのがHSPの方だと思います。(自分もその一人です)
HSPの方は、刺激を過剰に受け取りやすいため、集団の中にいると疲れやすい傾向があります。また、他人の感情にも敏感であるため、”自分の発言が変な風に思われたか”などを察知してしまい、みんなの前で発言するのが地獄に感じることもあります。

【グループワーク中の状態(自分の経験)】
・内容よりも他人からの視線の方が気になる
・精神的に圧迫感を感じ、疲れる
・話すタイミングが難しい
・周りのことを考え、意見が浮かびにくくなる(思考回路が重たく感じる)
・オリジナリティが少なくなる(差し障りのないことのみ考える)

例を書いてみました。共感して頂けると嬉しいです。また、自分は3人以上での会話が苦手に感じることがよくあります。それは、2人で話している時とは異なり、話をしている相手以外からの視線も感じるため、刺激を過剰に受け取ってしまうことが1つの可能性として考えられます。

これらを踏まえると、HSPの方は他の方に比べて ”三人寄れば文殊の知恵” が成り立ちにくいように感じます。
HSPの方は一人の時間が必要です。一人になった時に心が開放されるので、新しいアイデアが浮かびやすいように感じます。
そしてHSPの強みである想像力の高さが発揮できると思います。
これらを踏まえてピッタリのフレーズが思いつきました。 

慣用句 : 三人寄れば文殊の知恵 ⇒ HSPの場合:一人になれば文殊の知恵

【”一人になれば文殊の知恵” の意味】(自分で考えました)
一人の時間を作り、心の休息を取ることにより、斬新なアイデアが生まれる

しかし、グループワークにはメリットもあります。
他の人との議論を通じて新たな見解が生まれること、そして時には困っている時に支え合うこともできます。

したがって、HSPの方は一人の時間を大切にしつつも、時には精神に負荷がかからない程度に他人と意見を共有し、新たな知見を広げるのが良いと思いました。

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