📕2020.11.15　竹風太の料理日記

🐔とり天

「とり天」は大分県の郷土料理らしい。私は大分とは縁がないが、かなり頻繁に食卓に上る。鶏のから揚げとはまた違った趣の料理だ。

＜材料＞
鶏むね肉（２枚）、市販のてんぷら粉（適量）

　カラッと揚げるためには、「冷やした薄力粉をだまが残る程度にざっくりと混ぜ、揚げる」という、プロのテクニックが必要だったが、今は市販の「専用のてんぷら粉」がある。確実にカラっと揚がるので、もっぱらお世話になっている。

肉の数え方は難しい。鶏のむね肉はどうも「枚」で数えるらしい。

気になるので、ついでに、調べてみた。

🔸牛肉や豚肉の大きな塊 (かたまり) は「塊」
🔸スペアリブなどの骨付き肉は「本」
🔸ステーキ用やトンカツ用に切り分けたものは「枚」
🔸ひと口大なら「切れ」「片」
🔸薄切り肉は「枚」
で数えるらしい。

＜調味料＞
下味用　＞＞酒（適量）、味塩コショウ（適量）、薄口しょうゆ（適量）

　とり天は、下味をつけた方が美味しい。本場の大分ではショウガやにんにくを入れるらしいが、我が家はニンニクを食べない人種が混ざっているので、カツオのたたき以外ではめったにニンニクは使わない。結局、非常にシンプルな下味で落ち着いている。しかし、これも結構いける味だ。

＜調理＞
１、トリの胸肉を５ｍｍ程度のそぎ切りにする。
２．その肉に酒、味塩コショウ、薄口しょうゆをそれぞれ適量をふりかけ、もみ込む。
３．３０分程度置いて、味が染み込んだら、余計な水分をキッチンペーパーなどで拭きとり、衣をつけて揚げる。

　鶏肉は薄いそぎ切りにしている。この厚さは、あまり分厚いと噛み切れない老人がいるのでこのようにしているだけなので、歯が丈夫なご家族では、鶏のから揚げ程度の大きさで問題ない。

　余分な水分は拭き取った方が、臭みがなくなると思う。
　揚げる時に、衣をつけすぎないほうが、あっさり食べられる。

🥕人参とタマネギのかき揚げ

＜材料＞
人参（中１本）、タマネギ（中半分）、てんぷら粉（適量）

＜調理＞
１．人参をスライサーなどで千切りにする。タマネギも薄く千切り。
２．ボールなどに入れ、水を大さじ１~２ふりかけ、よく混ぜる。
３．てんぷら粉を大さじ２~３振りかけ、よく混ぜる。
４．箸の一つかみずつ入れ、平らに広げる。ばらばらになりそうだが、パリッとしてくれば、まとまる。

　普通のかき揚げの作り方と違っているかもしれない。
　材料に水をまぶし、その上からてんぷら粉をかけ、混ぜると、衣がどこにもないように見えるが、ちゃんと薄切りの人参やタマネギの接点に少量の衣が付いていて、接着剤の働きをするので、揚げる時に、ばらけそうでばらけない。てんぷら粉の量は調整してもいいが、入れすぎると、パリッと仕上がらない。
　揚げる時、気をつけてほしいのは、入れてしばらくは触れないことだ。柔らかいうちに触れると、案の定ばらけてしまうのだ。少しパリッとするまで待ってから、ひっくり返そう。

🍄大根とシイタケの煮物

＜材料＞
大根（四分の一）、シイタケ（大４個）

＜調味料＞
顆粒カツオだし、だし昆布、砂糖（大さじ２）、みりん（大さじ１）、薄口しょうゆ（大さじ２）

コブ茶が品切れになったので、急遽だし昆布の出番となった。

＜調理＞
１．大根をイチョウ切りにする。しいたけは６~８等分。ジクは縦に薄切りにする。
２．水５００㏄にコンブ、その他調味料を入れ、材料を入れ煮る。コンブは少ししたら取り出す。

　シイタケの軸は食べない人もいるかもしれないが、一番下の黒くなっているところ以外は食べられる。私は歯ごたえがあって好きだ。

　だし昆布は入れっぱなしにすると、コンブ独特の臭みが出てしまうので、途中で取り出す。ただ、気にならなければ入れっぱなしにして、食べてしまうという手もある。

💛今回は料理の記事だが、いつもは教育関係の記事を投稿している。
また、「ECSワークショップ」という会社のような名前の個人ブログを、教育をテーマに、ひっそり開いているので、寄ってほしい。閑散としたPVでちょっと寂しい。