愛こそ全て
今回はモーセの十戒について、深掘りしていきたいと思います。
モーセの十戒とは「律法」の事です。
昨日、トランプ大統領がトゥルースソーシャルで発信した内容です。
神の法律ですね。
当ブログでは、「律法」を守ってきていない人は「千年王国」にはいけないのではないかと書いてきましたが、厳密にいうと今の社会で生活している人間で完璧に守っているという人間はいないでしょう。
お金を稼ぐという行為はどこかしらで「嘘」をつかなければならないからです。
殆どが虚構であったDS社会で生きてきた人々にとって、清廉潔白で生きるなんて不可能に近いです。
大企業で真面目に働いて騙されてきた人間もダメだって話になりますからね。
結論から言いますと、律法を守っていなくても犯罪を犯さずに愛のある人間は千年王国に行けると思います。
その理由は、後述します。
まずは、十戒について改めて説明します。
モーセの十戒
「モーセの十戒」とは、一言で説明すると、「神が人々に与えた10個の決まりごと」のことです。
それを代表して受け取ったのがイスラエルのリーダー「モーセ」でした。
モーセが十戒を受け取るまで、そしてその後のストーリーについては、旧約聖書の「出エジプト記」に詳しく書かれています。
そこに書かれている内容や、モーセという人物についてまず簡単に説明してから、十戒の内容と意味をみていきたいと思います。
モーセについて
「出エジプト記」というのは、名前の通りエジプトから脱出するという意味で、“出発”を意味するギリシャ語の“エクソダス”から来ています。
この出エジプト記の主人公は紛れもなくモーセです。モーセが奴隷だったイスラエル人を引き連れて、エジプトを脱出する様子が描かれています。
モーセが生まれた時代は、イスラエル人がエジプトの奴隷となっていた時代でした。
それは、エジプトの王ファラオが増え続けるイスラエル人を恐れ、重労働を課していたからです。
しかし、ファラオの計画はそれだけではとどまらず、新たに生まれたイスラエル人の男の子を全員殺すように命じます。そのような危機的な状況の中で、モーセはなんとイスラエル人の家庭に生まれました。
モーセの母は赤子のモーセを殺さず隠していましたが、隠しきれないと思い、殺すのではなく籠(かご)に入れてナイル川の岸に置いておきました。
するとモーセはエジプトの王女に拾われ、エジプトの王子として育てられました。
王子として立派に成長したモーセでしたが、同胞のイスラエル人がエジプト人に虐げられているのを目撃し、そのエジプト人を殺害してしまいます。
モーセはそのことを知ったファラオに殺されそうになりますが、ミディアンという地に逃げてそこで40年間隠れてすごしました。
そんなある日、神から「奴隷として虐げられているイスラエル人たちを率いてエジプトから脱出し、カナンの地を目指しなさい」という大きな使命を与えられました。
こうしてモーセはエジプトへと戻り、イスラエル人の解放を求めてファラオと対立することになりました。
この戦いに勝利したモーセは、イスラエルの人たちを率いてカナンの地を目指します。(カナンを目指している途中で追ってくるエジプト人から逃げるために、モーセが海を割って渡っているあの有名なシーンはこの部分です。)
エジプトを脱出しカナンを目指している旅の途中、シナイ山でモーセは神から、2つの石板に刻まれた十戒(律法)を授かります。それがあの“モーセの十戒”と言われているものです。
この出来事は、神とイスラエルの人たちとの間に契約関係が成立したことを象徴していて、「モーセ契約」や「シナイ契約」と呼んだりもします。
十戒について
モーセの「十戒」は、「じゅっかい」ではなく、「じっかい」と読みます。
出エジプト記20:1~17または申命記5:6~21に十戒の記載があり、この掟は神とイスラエルの人たちとの間で結ばれた契約でした。
400年間エジプトで奴隷として主人の命令だけを守っていたイスラエルの人たちは、突然自由な生活がはじまってもどのように生きればいいのかが分からず難しかったと思います。
そのような中でこの十戒は正しく生きるための指針として用いられました。
しかしモーセの律法はこの10個だけではありません。神から与えられたモーセの律法は613の命令から成り立っていて、その最初にでてくるものがこの十戒なのです。同時にこの十戒は600以上もある律法の要約とも言えるでしょう。
十戒は前半と後半の大きく2つに分類することができます。前半の1~4の戒めは神と人との関係、後半の5~10の戒めは人と人との関係を表しています。
十戒の内容は?
では十戒とはどのような内容なのか具体的にみていきたいと思います!
十戒は本来、イスラエルの民全体に与えられているものですが、戒めには「あなたがた」ではなく、すべて二人称単数の「あなた」という言葉が用いられています。イスラエルの民一人一人が、神との関係の中でこの戒めを守る必要があったことがわかります。
第1戒「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」
これは、唯一の本当の神以外を礼拝してはならないという命令です。
日本では八百万(やおよろず)の神という言葉をよく聞きますが、当時の人たちも至る所に神が存在していると考え、月や太陽を礼拝する習慣がありました。神は「そのように神でないものを神としてはいけない」と教えられました。しかしその対象は形のあるものとは限らず、名誉や地位などを唯一の神以上に大切にしてしまうことも、他の神を拝むことになってしまうのです。
第2戒「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。」
エジプトを脱出して早々に、
金の子牛を作って拝み、神(とモーセ)の
怒りを買うイスラエルの民
これは、目に見える神の肖像や偶像を造ってはならないという命令です。神を実際に目でみたことがない私たちには正確に神を描写することはできません。神を象徴する偶像を造ることは、偽の神を礼拝することになってしまうのです。
自分で見て触れることのできる偽物の神を造って、それを拝んで安心しようとする人間の弱さを神はよくわかっていたからこそこのような戒めを与えました。
第3戒「あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。」
よく“神に誓って”、“マジ神”、“神業”というような言葉を聞きますが、そのように神の名をいいかげんな誓いをするために使ったり、むやみやたらに唱えることはいけないことだと教えています。
名前というのは存在を表す大切なものでもあります。神の名を尊敬し、いつも真剣な心で呼び求めることの大切さをここでは教えています。
第4戒「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」
安息日というのは、仕事や労働などをしてはいけないと定められている日のことで、1週間のうちこの安息日の1日を神を礼拝するために捧げることを教えています。
「聖なる日とせよ」というのは、他から切り離して、そのすべてを主のものとすることです。
第5戒「あなたの父と母を敬え。」
ここからは人と人との関係に関する決まりになりますが、この戒めは文字通りいつでも自分の両親を尊敬しなさいという命令です。敬うとは、感謝して従うことともいえるでしょう。
両親を大切にする人には大きな祝福が与えられると、神は約束しているのです。そして両親を敬うことは、親を与えた神を敬う事にもつながるのです。
第6戒「殺してはならない。」
これは、計画的にほかの人間を殺してはならないという命令です。神はすべての人を「神に似せて」創造し、その一人一人を愛しているのです。ですからもし人を殺すならばそれは主の存在を否定することにもなるのです。
しかし、これは単なる物理的な人殺しだけを指しているのではなく、人に対して怒りや憎しみを抱くことも殺人と同じであると新約聖書のマタイの福音書に書かれています。
第7戒「姦淫してはならない。」
姦淫(かんいん)というのは、すでに結婚している人が結婚相手以外の人と性的な関係を持ってしまうことです。つまり、自分の配偶者以外の人と性的な関係を持ってはならないという命令です。
しかし、これもまた物理的なことだけを言っているのではなく、異性を性的な目でみるだけで姦淫になってしまうと同じくマタイの福音書に記されています。
第8戒「盗んではならない。」
これは、私たちのものでないものを、その持ち主の許可なしに取ってはならないという命令です。
神は人間に必要なものをすべて与えてくださっているのです。ですから人の物を盗むのは神がすでに与えている祝福を無視することになってしまいます。
第9戒「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。」
偽証というのは、偽りの証言をすることで、簡単に言えば“嘘”のことです。つまり、ほかの人に対して嘘をついたり、だましたりすることを禁じた命令です。
第10戒「あなたの隣人の家を欲しがってはならない。」
あなたは隣人の家をむさぼってはならない。隣人の妻、しもべ、はしため、牛、ろば、またすべて隣人のものをむさぼってはならない」。
出エジプト記20章17節
これは、家に限らずあなたのものでないものは何でも欲しがってはならないという命令です。
他人のものをむやみに欲しがることは、上記の戒めのどれかを破ることにもつながります。人のものが欲しいからこそ盗み、人を殺し、姦淫し、そのために嘘をもついてしまうからです。
十戒とイエス・キリストの関係
上記の十戒の内容をみてみると、とても厳しいことを神がイスラエルの人々に求めているように感じるかもしれません。
しかしこれらの戒めは、すべて守ることによって救われるというような救いを教えたものではありませんでした。これらの律法が与えられたのは、罪人を救うことではなく、罪人を救い主である神へと導くためだったのです。
なぜなら、十戒を含めた613もの律法を一つも破らずに守ることが出来る人は誰もいないということを神は最初から知っていたからです。
これらの教えがあるからこそ人々が罪とは何かを考え、人々はこれらの律法をすべて守ることのできない弱い人間であるということを自覚し、神の救いと導きがなければ生きていくことが出来ないということを知るのです。
しかし、後にこの世で唯一全く罪を持たない方がこの地上に来られました。それが、神が人となって来られたイエス・キリストです。
イエスは十戒をはじめとする全ての律法を守り、さらには一つも罪を持たない存在として全人類の罪の身代わりに十字架にかかりました。
そのことによって、“新しい契約”とよばれるものが人々に与えられました。それはモーセの律法を行うことによって義(正しい)とされる契約ではなく、キリストの贖罪を信じることによって義(正しい)とされる契約です。そして、「モーセの律法」は無効になり、「キリストの律法」とよばれるものが人々に与えられました。その内容はマルコの福音書12:29~31にあります。
つまり、キリストの律法とは、心、いのち、知性すべてを尽くして神を愛して、自分自身のように隣人を愛しなさいというものです。
また、この2つの教えは「モーセの律法(十戒)」の要約でもありました。
モーセの律法はイスラエルの人々に与えられたもので、クリスチャンに与えられたものではありませんでした。しかし、このキリストの律法は神を信じる全ての人が守るように教えられているのです。
もちろんこれらの教えも、強いられていやいやながらにするものではなく、神に赦され救われた者として喜びをもって守るものなのです。
俺は君のためにこそ死ににいく
僕が知覧特攻平和館を最初に訪れたのが、16歳の時でした。
こちらを訪れる前、天皇の事が幼少期から大嫌いだった僕は彼等に対して「天皇の為に死ぬとか馬鹿じゃねぇの」と思っていました。
この記念館には、彼等の遺書が展示されています。
遺書の殆どが、鬼畜天皇に向けられたものではなく「お母さん」に向けた遺書ばかりでした。
自分と同世代とは思えない文章力、洞察力、衝撃を受けました。
「家族を守りたい」という一心で尊い命を犠牲にされた特攻隊員達。
全ては天皇による古代イスラエル人に対するジェノサイドでしたが、彼等の原動力は家族や大切な人への「愛」でした。
聖書にもこうあります。
「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」
(マルコによる福音書 15章12節~13節)
戦前までは、やはり日本は「聖書信仰の国」だったと確信できます。
「アミ 小さな宇宙人」では災害が起きた際に助ける人間は「愛情の度数」を測定できるテクノロジーで測定して「選別」しているとあります。
これまでのイルミナティが支配してきた社会では人を選別する指標として「高学歴」「家柄」「高収入」「職業」「ルックス」でしたが、これからの時代に必要とされる人間は「愛」が重要視されるのではないでしょうか。
イルミナティが「日本人」を最も恐れた理由。
それは、「他者を思いやる心」にあるのではないかと思います。
「隣人愛」ですね。
ただ、勘違いしてほしくないのが、自分を大切にしてくれない人間を大切にする必要はないという事です。
例えば幼少期に親から虐待を受けた方もいるでしょう、罵られて関係が悪くなった人もいるかもしれません。
「十戒」があるからと言っても「大切にしてくれない人間」を大切にする必要はないと思います。
イエスも自分を嘲笑った人間は助けていません。
大切なのは、あなたの周りの人を大切にして、愛する事だと思います。
特攻隊やイエスの様に、自分の命を捧げろという話ではありません。
あなたが出会う人に少しでも優しくしたり助けてあげる事で、まわりまわって「あなた」が救われるのです。
「情けは人のためならず」やはり昔の日本人は物事の本質が分かっていましたよね。
トランプ大統領が、子供達に伝えたい事、学んで欲しい事も「愛」なのだと思います。
なぜならば、トランプ大統領率いるホワイトハットもそうですが、今回の人類解放作戦で亡くなられた英霊達の原動力も「愛」だからなのではないでしょうか。
僕がブログを有料にしない理由も、ホワイトハットが「無償」で行っているからです。
ハッキリ言いますが、このQプランに関する情報で金を稼いでいる連中を僕は心の底から軽蔑しています。
僕の人生で一番大切な時間は、祖母を介護した4年間でした。
この期間に僕は愛とは何か、自分を犠牲にしてでも守りたいものは何か、神様や祖母に教えてもらった気がします。
「全てのことには意味がある」
5次元世界での考え方らしいのですが、本当にそう思います。
僕が千年王国に入るための試練だったのだと思っています。
それでは、今回はここまで。
ありがとうございました。
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