ベルフェイスを3倍の組織にした1年を振り返って思うこと
この記事は、ベルフェイスの有志メンバーで実施する新年ベルリレー 28日目(ファイナル)のコンテンツです。私、吉本が担当させていただきます。
※他の方の記事はこちらからご確認下さい。
🐻:へぇ〜、自社ながら面白いことやってるな〜。
と、社内の執筆者リストを眺めていたら、自ら入力した記憶は無かったのですが、もう一度言います、自ら入力した記憶は無かったのですが、きっと皆さんが飽きてきて読まれなくなる or めちゃめちゃハードルが上がっているかのどっちに転んでいてもカオスな最終日に「吉本猛」と記載があり、
🐻:きっと無意識に私が入力したんだ。そうに違いない。うん。
と、私の持ち前の受容力が働き、天使と悪魔の争いは悪魔が一言も発することなく天使に軍配が上がり、良い機会だと捉え、そのまま書くことを決意しました。(自画自賛)
タイトルは「ベルフェイスを3倍の組織にした1年を振り返って思うこと」。
これは決めていました。
とはいえ、代表の中島も新年ベルリレーの初日に総括を書いています。
自らハードルを上げているわけですが、少しでも違った視点で書くことができるよう頑張ってみます(焦)。
ただ、実際に書き始めたのは本当に公開直前の直前なので(笑)、その辺は温かい目で見守っていただけると幸いです。
お前は誰だ?
内容に入る前に、まずは自己紹介から。
といっても長々と書くのもあれなので、私がどんな人間かが分かりそうな記事をいくつかピックアップして紹介させてもらいます。
1)人間性が分かりそうな記事
2)考え方が分かりそうな記事
3)とりあえず自分のストレングスファインダーも共有しとく
と、ここまで読んでいただいた方はおそらく上記を"全て熟読"いただいているかと思いますので、それなりに変わった人間であるということはご認識いただけたかと思います(笑)
直近では PM → HR へのキャリアチェンジをし、まさに2020年のベルフェイスの組織拡大のど真ん中で採用から組織開発、評価制度周りをやっておりました。だからこその本タイトルです。
※なぜトップをピンク色の画像にしたか、それは「3倍」という数字でピンとくる方にだけ伝われば良しとしてここでは割愛します。何でもかんでも答えを教えるわけにはいきません。世の中そういうものです(違)
では、本題に入っていきます。
3倍組織へのみちのり(1)2019/10~12
組織開発、評価制度に関わり出したのがこの辺りからです。
当時は前任者の退職もあり、50〜60名ほどの組織ではありましたが、私ともう1名の2名で、
・特徴的な弊社の評価制度の運用・改善フェーズを丸っと担当
・急増していく新入社員へのオンボーディング研修企画
・社内のイベント
・組織内課題(主に個)への対応
・他だいたい何でも
など私自身も初めての領域ということもあり、手探りでわちゃわちゃとしておりました。
その後、新メンバーにて新設された採用チームとのリレーションを取っていきながら(後に同じ部署となるわけですが)、徐々に「2020年に中途・新卒共に一気にアクセル踏むぞ」という計画が具体的になっていきます。
※ちょうど以下の動画の前半の感じで、カオスな状態。
改めて、この動画、よく公開しましたね(笑)
3倍組織へのみちのり(2)2020/01~06
1月からはいよいよアクセルを踏みます。
※と言っても1月時点で既に100名は超えていたので十分それまでもアクセルは踏まれていたわけですが(笑)
資金調達も重なり、また、代表からの以下のような積極的な発信(※記事内の募集ポジションは最新のものではありません)もあり、
瞬間最大風速的には月間1000~1200件程まで応募数は跳ね上がりました。
今考えるとゾッとするような状況ではありますが、新設チームで0から、自社ならではの課題を加味したオリジナルなオペレーションを構築し、事業計画を前倒しに達成していくために泥臭く動き回っていました。当時は外から自社がどう見られていたか正しくは分かりませんが、決してキラキラしたイケイケかつスマートな状態ではありませんでした。
そんな中、踏ん張ってくれた採用チームのみんな、タイトなスケジュールの中、ねじ込ませてもらうような面接の依頼に応じてくれた面接官の方々には本当に感謝しかありません。
感謝で言えば、3月以降、採用、研修、社内イベントなど「全てをオンライン」へスムーズに切り替えることができたのも、全社での物理的な協力と、やったことがないことへのチャレンジに対して寛容な組織文化があったからこそだと考えています。正直大変だったし、ご迷惑もおかけしましたが、改めてありがとうございました。
3倍組織へのみちのり(3)2020/07~12
実はこの辺りから一部ポジションの採用を急激に絞り出しました。質を担保しながら1年で3倍なんて無理だろう、と思われていた採用も何とかやり切り、計画は達成し、前倒しで組織は大きくなりました。
ただ、
・事業成長&規模拡大で組織への期待値が変わった
・在宅が主となることでその変化を肌感として感じることができなかった
・組織として、立ち返る、土台を固めていく期間が確保できていなかった
ことと、
・2020年10月にValuesを新しくした
こともあり、木に葉や花や実をつけるために地面から上ばかりを見るのではなく、そのために必要な水分を、栄養分を行き届かせるために土壌や根といった地面から下を見ていく必要があると判断しました。
このタイミングで元々経営企画室という名でやっていた状態から正式にHRとなり、Talent AcquisitionやPeople&Valueなど「明確な目的を用いた組織名称」に変えたのも1つの大きな変化だったなと思います。
もう1つ、採用による組織拡大以外に、この間で非常に大きかったのは「評価制度の運用」でした。
・対象人数、職種の増加
・期中のValue変更(評価指標の変更)
・オフライン勤務主体→オンライン勤務主体へ
慎重にやっていきたいことと、すぐに対応すべきこととが入り混じる中、独特な制度だからこその変更時のバランスの取り方の難しさにチームメンバーと悩みに悩む日々を送っていました。
特徴的な大きな方針は、その大きさに比例して大きな共感を生んでいるため、ちょっと変更してやっぱり戻すといった可逆的なものでもないので説明し、理解していただくために時間をかけることと、伝えていく順番への配慮も相当行いました。もう一度やる、となるとちょっと真剣に考えちゃうくらい(汗)
つい先日、新しくなったValueに対する評価も完了し、また新たな課題も出てきたので、その課題をBe honestに未来へと活かしていこうと組織は全力で動いています。やっぱり全てはこの繰り返しなんだなと。
振り返り総括
総括すると「非常に反省点は多く、悔しい1年」だったなと思っています。
誤解してほしくないのですが、先述の通り、この1年、チームメンバーは本当にカオスだったであろう中(今もカオスですが)、試行錯誤しながら全力でやり切ってくれたと思っています。もっとやれることがあっただろう、とツッコミが入るかもしれませんが、それでも私は最善を尽くしてくれたと言いたいです。
また、実際にご入社いただいた方々にも本当に心から感謝を伝えたいです。成長途中のまだまだ整っていないことだらけなベルフェイスを選んでくださってありがとうございます!
反省点が多く、悔しいという感情は、むしろ私自身に向けられるものであり、代表の中島に、
これまで大事にしてきた組織のValuesも薄まった結果、採用におけるミスマッチも起こってしまった。(代表中島の新年ベルリレーの記事より引用)
と書かせてしまったことに対してです。
前職から共にしている身として、当たり前ですがこんなことは書かせたくなかったです。でも結果として書かせてしまった。
そこに何とも言い難い思いがある、ということです。私自身の力不足への悔しさですね。一言で言えば。
でも大丈夫。課題が分かれば、必ず解消できる。そして進んでいるからこそ新たな課題が出てくるし、その先に進む道がまだまだたっぷりあるからこそ、そこに課題が存在する。言うなれば課題が無いと思えた時、その時こそが本当にまずい状態なんです。だから大丈夫。
今の課題、さらにその先の課題、その先の先の課題に対し、考え、手を打っていくことで、課題だらけの終わりなき旅を共に歩んでいける(うちの場合は走るくらいかもしれませんが笑)、そんな組織になっていけたらなと思っています。(みんな頑張ろう!)
これからのこと
とまあ、長々と書いてしまいましたが、新年ベルリレーという企画ですので、2020年の振り返りだけでなく、「2021年、吉本はどうなのか」の話を少しだけしておきます。
結論をお伝えすると、
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2021/02/01より、プロダクトマネージャーに戻ります。
驚かせてしまってすみません。
ちなみに約1年ちょい離れておりましたので、学び直しながらコツコツやっていければと考えておりましたが、そうもいかない感じでして、こっちでもやっぱり慌ただしい日々となりそうです。ヒエー(遠目)。
また、その辺の「具体的に吉本何するの?」の話は別な形でnoteにでもまとめて共有していきますね。
改めて、拙い文章にもかかわらず、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
今後も至らぬ点多々あるかと思いますが、よろしくお願いいたします!
最後に
皆様、2021/01/04からスタートした「新年ベルリレー」いかがでしたでしょうか。総勢28名、全社から見れば1割弱の人数ですが、一人ひとりの豊かな個性が溢れに溢れた、そんな企画になったんじゃないかなと思います。
改めて、本企画を考え、進めてくれたプロジェクトメンバーに感謝です!
そんなこんなでこれからもベルフェイスは何かと話題は絶えないと思いますが、新しい常識創りと顧客への圧倒的な価値提供を実現するために、積極的に採用を行なっていきます!
この記事、また他メンバーの新年ベルリレーの記事などをお読みいただき、少しでもベルフェイスでチャレンジしてみたい!と思っていただけたなら、お気軽にご連絡ください!
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