takeshi-it on!
彼らがまた、旅から帰ってきた 街 君はこの街に来るようになってから何年経つかな。そうか、もう3年になるのか。なに、何年前からだろうが関係はないんだ。毎年「旅人たち」が帰ってくるのを待っているんだろう?みな同じ気持ちさ。ずっと前からいる人も、まだここに来て日が浅い「旅人たち」に会ったことのない人も。 「旅人たち」が旅を始めたのはいつからだったって?難しい質問だな。旅をしているから「旅人」なんだ。いつの間にか旅が始まってて、「旅人」である限りは終わりもないんだ。君だって
くるりファンの間で何かと話題に上がっている葬送のフリーレンです。理由は言わずもがな、かく言う私も漫画アプリと動画配信サイトで少々見始めてからFCイベントに臨みました。間違いなくMCに小ネタが挟まってくるであろうと思っていましたので序の序だけでも知っておけば楽しめるだろうという魂胆が半分、もう半分はやはり岸田さんが感銘を受けている作品は気になりそこから何を感じているのか、くるりの最新のアウトプットに岸田流フリーレン解釈が潜在的に入り込むのかなどが楽しみでした。 私はまだま
あなたが他人の仕事現場を見学させてもらう時に発する第一声はなんでしょうか?「失礼します」「お世話になってます」「お仕事中すみません」などが常套句でしょうか。見学される側といえば「いらっしゃいませ」「こんにちは」と黙々と自分の業務をこなしながら口に出すかそれなりに失礼にならない社会人たる態度を見せるでしょう。もちろん礼が儀礼ではなく日常の様子を見るべき時、見せるべき時などが礼になる場合の見学もありますが。普段は見られない部分を見ることはこの上なくワクワクするものですし、神経を
拝啓 岸田 繁様 初めてのお手紙を失礼いたします。また業務関連のご相談ではないことをお許しください。 改めてご挨拶いたします。札幌市在住の岡本剛と申します。 嬉野温泉及び熊本の配信で地方の過疎のお話を聞き、思うところありましてこちらへ記載いたしました。 私の住む北海道は日本の社会問題の先端地域と言われており、道内地方の過疎と札幌圏への一極集中、2050年には人口3割減とそれに伴う少子高齢化の急激な進行が喫緊の課題です。 私は昨年まで勤めていた地場の広告代理店
オープニングのアルペジオは次の真夏が始まった瞬間でした。 2023年7月2日、くるりホールツアー2023が道新ホールで開催されました。斜向かいには時計台のある北海道民には馴染みの深い場所ですが惜しくもおよそ1年後の6月30日に閉館となってしまう様々な幸せを生み出してきたホールです。北海道新聞、略して道新というこの地に根差す歴史ある地方新聞社のホールで京都市で誕生したバンドがどのような演奏をするのか、むしろ我々聴衆はどのように受け取るのか、双方向に高揚感のあるステージだった