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【学びの楽しさ】コロナ禍がきっかけで日本史にハマった物語

2020年、コロナ禍で生活がガラッと変わりましたよね。私も例に漏れず、在宅勤務をすることになり、時間がたっぷりある生活に。そんな中、まさか自分が日本史にこんなにハマるとは思いもしませんでした。ここでは、私が日本史に目覚めたきっかけや、その後の意外な展開についてお話しします。

日本史好きな妻との会話を楽しむために

実は、私が日本史に興味を持ち始めたのは、妻がきっかけだったんです。彼女が大の日本史好きで、日常の会話にも日本史の話題が頻繁に出てくるんです。そこで、もっと会話を楽しむために、「よし、私も日本史を勉強してみよう」と思い立ったわけです。手始めにYouTubeで見つけた350本もの日本史動画を視聴。これをなんと3周もして、だんだんと歴史が面白く感じられるようになりました。

視聴しているうちに、戦国時代の武田信玄の「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」という言葉が心に残りました。この考え方、現代の職場でも通じるなぁと思い、社内での人間関係や部下の教育に活かせるんじゃないかと感じ始めたんです。

職場での成功と日本史検定の取得

歴史から学んだことを職場で試してみると、これが結構うまくいったんです。リーダーシップや戦略的思考って、やっぱり昔から変わらないんだなと実感しました。そのおかげで、部下からの信頼も高まって、仕事もスムーズに進むようになったんです。さらに、自分の知識を証明したくて、日本史検定にも挑戦してみました。結果は見事合格!これがまた、自己成長を感じられる大きな達成感になりました。(以下に参考図書を上げています。高校生が授業で使う資料集。これ一冊をリビングに置いておくと大河ドラマをより深く理解できます!)

この時、織田信長の「天下布武」という言葉が頭に浮かびました。新しい価値観を打ち立てるって、仕事でも必要だよなぁって。私も職場で新しいアイデアを提案して、少しでも変革を進めようと意識するようになりました。

偶然始めた高校生への学習支援

その後、偶然にも高校生への学習支援に参加することになり、そこで日本史学科を目指す女子高生に出会いました。彼女に対して、勉強のコツを教えたり、面接対策のアドバイスをしたりしました。実際に教えているうちに、江戸時代の学者・伊藤仁斎の「学問は実践である」という言葉がしっくりきました。彼女が単に知識を詰め込むだけでなく、それをどう活かすかを一緒に考える時間がとても有意義でした。

翌春、彼女は見事に第1志望の国立大学の日本史学科に合格!自分が少しでも彼女の役に立てたと思うと、本当に嬉しかったです。

歴史が日常の楽しみに

学習支援が終わった後も、私の日本史への興味はますます深まりました。今では、京都や奈良の寺社仏閣を巡ったり、歴史関連のテレビ番組を見るのがすっかり趣味になりました。特に、徳川家康の「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」という言葉が胸に響いています。忍耐強く、長期的な視点を持って行動することが、仕事でも人生でも大切だなと改めて思うようになりました。

日本史が私の人生に与えた影響は計り知れません。単なる知識の蓄積にとどまらず、人間関係の改善や自己成長、そして新しい趣味の発見につながりました。この物語が、皆さんの日常の中にも新しい挑戦を見つけるヒントになれば嬉しいです。



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