想い出と生きる

ドラえもんの映画が大好きです。
特に、『STAND BY ME ドラえもん』は映画館で観たのですが、終わってからも立ち上がれないくらい泣かされました☺️
その中で一番印象に残っているのは、有名な「のび太の結婚前夜」のストーリーです。
大人になったしずかちゃんと、しずかちゃんのパパとの結婚前夜の会話が何度観ても感動してしまいます。

結婚し、家を出たら両親にさびしい思いをさせてしまうのではないかと心配するしずかちゃん。
そんな優しい娘に対し、パパが語ったセリフ。

「少しくらいさびしくても、想い出が温めてくれるさ」
「満ち足りた日々の想い出こそ、君からの最高の贈り物だったんだよ」

愛情を感じるパパの言葉に大号泣必須です。
想い出が残された者の心を温めてくれる。
なんとも素敵なセリフです。

少しシチュエーションは違いますが、お葬式やご法事などの供養も、「のび太の結婚前夜」に近いお別れの場面なのかなと感じています。
身近な人との別れの場面。
誰しもが、さびしい気持ちの中でのお別れとなります。
その供養の中で、一番大切なのは「忘れない」こと。
亡き人との想い出をいつまでも忘れず、日々の生活でその人柄や姿を思い浮かべる。
そうやって想い出を振り返り、温かい気持ちで手を合わせるのがご供養なのです。

何気ない毎日が、かけがえのない想い出になるように。
今日も身近な人と大切に過ごしたいと思います☺️