見出し画像

やる気の消費期限

やる気には消費期限があります。
せっかく自分の中に灯ったやる気の炎も、放っておけば消えて無くなってしまう。
だからこそ、やりたい事が出来たらすぐに行動に起こす事が大切です。
人に話す、メモを取る、調べてみる。
そうやってアウトプットし薪を焚べることで、炎は持続するのです。

思っただけでは何も変わらない。
行動して初めて人生に変化が訪れる。

すぐに傷んでしまうナマモノの様な「やる気」。
今日一日で如何にやりたい事と向き合えるかが、成長のために大切なのだと感じています。

ここで重要なのは、「やる気が起きたから行動する」だけでなく「行動したからやる気がでる」という一面もあるということ。
脳研究者の池谷裕二さんは著書の中でこの様に仰っています。

やる気が出たからやるというより、やり始めるとやる気が出るというケースが多くあります。(中略) やる気は、行動の原因ではなく、しばしば行動の結果です。

やるべき事があるのに、やる気が出ない。
そんな時はとりあえず行動することでドーパミンが分泌され、やる気が湧いてくるのです。
まずは、簡単な作業を5分やってみる。
そうすれば、だんだんと集中力もモチベーションも高まり、充実した時間を過ごすことができます。
今日を後悔の一日にしないように、とりあえずTodoリストを作ってやるべき事に向き合っていきたいと思います。

参考文献:
池谷裕二著『脳には妙なクセがある』新潮文庫