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童心を大切に

夢を叶えたい。
目標を達成したい。
誰しもそんな成功を望みます。
けれども、周りの評価を意識し、おとなしく毎日を過ごす中で月日はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
この「おとなしい」という言葉は「大人しい」と書きます。
大人とは、空気を読んでおとなしく、子供のように好奇心を前面に出すことのない存在。
もちろん、これも人に迷惑をかけないように、人を傷つけないように大切な姿勢であると思います。
しかし、いつまでも大人しいだけでは、想像以上の夢を叶えることは難しいのです。
時として、子供のように好奇心を丸出しにして、周囲に笑われながら一つのことに熱中する時間も必要なのです。

なすことの 一つ一つが 楽しくて 命がけなり 遊ぶ子供ら

これは、曹洞宗の僧侶、橋本恵光老師の歌だと言われています。
子供は損得を考えず、命がけで遊びに夢中になります。
この姿を手本として、私たちも修行に専念しないといけない。
そんな思いで詠まれた歌なのでしょう。
大人の童心は時として、側から見たら愚かな姿に見えるかもしれません。
失敗し、笑われることもあると思います。
それでも、子供のようなワクワクやトキメキの心を大切に毎日を過ごしたいと思います。
挑戦し、熱中する人生を。