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「ステイホームで夫婦一緒にいる時間が増えたので、結婚生活について考えてみた」

ステイホームのお陰なのか所為なのか、夫婦でいる時間が増えました。
そこで、結婚生活について考える時間も増えたので、ここに書いてみたいと思います。
はじめに断っておきたいのですが、これはあくまで私個人の備忘録です。
結婚を推奨したり制止したりする意図はありません。
人間の感情や考えは移り変わるので、ここに書き留めておきたいと思ったのです。
もしかしたら、明日には違う意見になってるかもしれません。
というか、お坊さんが結婚について書き留めるなよと怒られそうですが。笑

そもそも自分の結婚生活を振り返るきっかけになったのは、法事で出会ったご夫婦の言葉にです。
70〜80代のご夫婦だと思います。
お二人は、傍から見ていてとても仲良しでした。
どんな風にと聞かれると困るのですが、会話や所作からお互いを尊重しているんだなと感じられたのです。
そこで、失礼ながら思わず「仲睦まじい結婚生活の秘訣はなんですか?」と聞いてしまいました。
その答えは、

「ありがとう、を言えること」

完全に「深イイ〜」です。笑
「言うこと」ではなく「言えること」と表現されたのがとても印象的でした。
これはあくまで憶測ですが、きっとお二人には「ありがとう、を言えない」時期があったのではないかと思います。
感謝の想いはあるけれど、忙しい毎日に追われ、それを伝えることができない。
気持ちがすれ違い、関係がギクシャクしてしまう。
そんなお二人の関係を改善してくれたのが、「ありがとう」の一言だったのではないでしょうか。
たった一言、気持ちを言葉にして伝えることで、お互いを尊重しあえる夫婦になれる。
もちろん私の妄想ですが。笑

結婚生活で何より大切なのは「尊敬」です。
どんなに膨れあがった「好き」と言う感情も、3年もすればあっという間にしぼんでしまいます。(これはあくまで個人的な感想です)
まあ、お互い様だと言われそうですが。笑
ジュベールというフランスの哲学者はこんな言葉を残しています。

その女性がもし男であったならきっと親友に選んだろう、と思われるような女でなければ妻に選んではいけない。

尊敬できない相手と親友になることはほとんどありません。
長年一緒に生活する上で重要なのは、親友のように敬う気持ちを持てるかどうか。
もっと言えば、相手を敬う気持ちを伝えられるかどうか。
上に挙げたご夫婦のように、「ありがとう」を言えることが大切なカギになっているのです。

とはいえ、まだまだ私も結婚生活ビギナーです。
ちゃんと毎日「ありがとう」を言えるように、修行したいと思います。笑