振り出しからのスタート

どーも、ようやく胃が少しだけ小さくなってきているのを感じています、たけちゃんです。

今年度も、もう1ヶ月が経ってしまいましたね。。本当に、年々時間の流れが早くなっているなと感じます。

自立とは

さて、久しぶりに、自分が考えていること、思っていることについて書いてみます。

というのも、4/22に社内でマンスリースピーチなるものが初めて行われまして、記念すべき1回目のスピーカーである新富町長の言葉を聞き、今この瞬間に書かないといけないと感じたから。

その言葉は、

『自立とは、自分の依存先を多く作ることだ』

これです。

6年前の記憶

6年前、島根県雲南市でカタリバの実践型インターンを始める直前、カタリバのボランティアでお世話になった社会人の方と話したいと思って、ランチをした最後、こんな言葉をかけていただきました。

『これからは、「許してもらえる」んじゃなくて、「応援してもらえる」ように頑張るんだよ、タケちゃん』

当時は、この意味をなんとなく理解した気で雲南へと向かったのですが、インターンを終えた時、この言葉は自立とは何か？を伝えるためだったのかもしれない、たくさんの人に応援されるように頑張れという言葉だったのかもしれないと考えるようになり、自分なりに意識してきました。

そして、これまで動いてきていたはず！！・・・でした。

圧倒的自立集団に揉まれて

その後、ご縁あって宮崎県新富町と出会い、こゆ財団と出会い、現在は地域おこし協力隊として活動しているわけですが。
周りの協力隊は、初めから地域（新富町）から応援される仕事をしているように見えて、少し引け目を感じてしまいました。本当に自分はこんな活動ができるのだろうかと。
（ここが、振り出しに戻るきっかけだったのかもと、しみじみ感じています。）

どんどん周りが活躍して前に進んでいくのをみて、自分の中に焦りや不甲斐なさが増していき、勝手に沈み込んでいきました。

本来、地域で多くの仲間や繋がりを作っていく1年目〜2年目の時期に、僕はチャンスを逃し続け、完全に出遅れてしまった、のだと思っています。

こういった点で、新富町に移住や仕事で来られる方々は、圧倒的に仲間を作ることが上手な方々ばかりです。
だから、自立することも地域に溶け込むことも早いし、仲間や仕事がどんどん増えていく。（妻もしかり）

そうなると、自分は何やっているんだろう、、やっぱりダメじゃん、、、
こんなことばかり考えて、勝手に孤独になって、何も言わないまま塞ぎ込む
自分にとって良くないルーティーンに、悪い時のパターンにハマってしまいました。

信頼したいのに、、

悪いパターンにハマると、なかなか周りの人を信頼できなくなるのが、僕の良くない特徴だと感じています。

職場の人はもちろん、地域の方、関わりのある方、ひどい時は身内まで。。
僕の話なんか、誰も聞いてくれないよなぁ、と思ってしまうのです。そんなこと、全くないはずなんですけどね。

信頼できなくなる理由は色々考えられるのですが、今回の場合はおそらくこれじゃないかと思っています。

僕にとっての天敵、『自信』です。

マジメで素直で、、、

昔からクソ真面目と色んな人から言われてきて、言われたことは基本的に疑わず信じて真に受けて、嘘つくことが大嫌いだった僕にとって、言われたことを忠実に実行することは普通でした。そうすることで自分の中の「自信」がついていきました。

だから、色んな人から違うことを言われると、何が本当で何が正しくて何が正解かわからなくなって、頭が空回りして自分を見失う、そんなことをこれまでも繰り返してしまっています。

プロ選手が、色んなコーチから色んなアドバイスを受けて、すべてやってみた結果、自分の型を見失って不調やスランプに陥る。ちょっと違うけど、感覚的には近いのかなと思います。

こゆ財団に来てからも、職場の方々・周りの方など多くの方から色んなアドバイスを受けて、どれから手をつけるべきか・優先順位をどうつけるのかなど、よく分からなくなってしまったのかもしれない。そうやって、自分の中の「自信」が消えていくのです。

結果、自分のやりたいこと・考えていること・目的などが見えなくなってきて、ふわふわした状態になり、今回に至っては妻とケンカする事態となりました。
詳しくはこちら。

自分を取り戻すために

ということで、まずは僕が”僕”を取り戻すこと、これが必要なんだと思います。

実は、妻との喧嘩の発端となってしまった映画は、”僕”を取り戻すために見たいと思って妻を誘いました。（結果は、良くなかったのですが。。。）

映画はもちろん、誰かと話すことで見えてくるものって、あると思います。まだ、信頼ということに対して不安はありますが、色んな人と話した方が良くなるのでしょうか。

そして、自分を取り戻すための軸となる活動を、今年こそは作る一年にしていこうと思います。

感覚として、6年前、いや、それ以上前かもしれない。それくらいの振り出しに戻ってしまいましたが、着実に、一歩一歩、進んでいきたいと思います。
（結局、書こうと思ってかなりの時間が経ってしまった。。。このあたりも、僕の今の感覚が反映されているよなぁ。。）