失敗が許される街つくりたい
セブの田舎で長年のんびり暮らしていたせいか、東京は大都会過ぎてよくわからんんという感じです。
六本木、渋谷、銀座、新宿、、、、それぞれ違う雰囲気なんでしょうが「原宿」はティーンの街だというイメージをもっています。
日経新聞に原宿をベースにして自分らしい生き方を探し求める若者の話が掲載されていました。
そのストーリーが面白くて、一旦若者の心が離れつつあった原宿の持つ
「誰もが挑戦できて失敗が許される街」
という雰囲気が若者を再び呼び込んでいるようです。
もう一度、若い才能集める
そんな熱い若者の思いを実現させる街としてに魅力を
*自分を表現できる場
*全身で思い伝える
*失敗許容する空気感
*「若者の街」勢い失速
*若者は原宿に戻ってくる
とみていきながら、記者が
自分らしくありたい若者たちは間違いなく原宿に戻ってくる
と言い切る理由を探していきたいと思います。
*自分を表現できる場
「ラフォーレ原宿」には多くの若者が集まり賑わっています。
その6階にある「ビー アット スタジオ ハラジュク」で6人の女性ダンサーが立ち見も含めた約50人の観客にあいさつをしていた。
彼女たちのグループ名は
「トクトクトナル」
1990年代半ば以降に生まれたZ世代で、3月から5月にかけての公演に合わせて結成した6人組ユニットです。
メンバーの猪野なごみさんは
たとえ失敗したとしても、必死に何かを作り上げる姿を見てもらえる場に出合えた
と声を弾ませます。
幼少の頃から集団行動が得意ではなかった彼女は、お母さまの勧めでダンスを始めて、今では人気歌手である米津玄師の全国ツアーで踊る経験もある存在になってきました。
猪野なごみさん インスタグラム
*全身で思い伝える
ダンスユニットで活躍している表現力豊かな彼女ですが、以外に当初は、
人と深く交流する事に自分は向いていないと諦めていた
彼女にとって新たな挑戦だといえます。
きっかけは
思っていることはきちんと伝えないと自分の成長につながらない
とメンバーに励まされた事だそうです。
その言葉で思いが
学校などに居場所がないと感じる人はいるはず
自分の踊りを見てもらうことで気持ちを楽にしてほしい
と変わっていったのでした。
*失敗許容する空気感
実は原宿では
失敗を恐れていては、新しい表現は生み出せない。多くの若者たちが集う原宿で、失敗も成功も仲間と共有できる場を作ろう
と、地元関係者が動いているのです。
「昔から原宿には『自分が解放される場所』という雰囲気があり、失敗を許容する空気感がある」
ラフォーレ原宿社長の荒川信雄さんは、原宿が若者にとって重要な役割を担えると語っています。
「トクトクトナル」が活動しているビーアットスタジオではダンサー以外にもイラストレーターなど100人以上のクリエーターが活動しています。
彼らの活動が原宿に小さな変化を作り出して、新しい何かとの出会いを期待させて若者をひきつけ始めているのです。
*「若者の街」勢い失速
原宿の歴史をたどってみましょう。
1950年代から90年代にかけて神宮前交差点にあった「原宿セントラルアパート」では、コピーライターの糸井重里さんや写真家の鋤田正義さんら多くのクリエーターが、若手時代にオフィスを構えていました。
80年代には、原宿駅周辺の歩行者天国(ホコ天)でカラフルな格好で踊る「竹の子族」が一世を風靡しました。
一世風靡セピアという私たちの世代では誰でも知っている男性ダンスユニットが人気を集めていました。
そのメンバーだった哀川翔さんや柳葉敏郎さんは今も芸能界で活躍しています。
しかし、2000年代に「若者の街」としての原宿の勢いが失われてきたのです。
それはスマホやネットの普及で、若者の自己表現の場はSNSなどデジタル空間に軸足が移ったことが大きな要因です。
SNSでは世界でトップを走る人のパフォーマンスを同じプラットフォームであったりすると、自信喪失してしまいますよね。
若者たちはそれでも、
「何かが好きだ」
という自分の気持ちを信じて、一歩を踏み出したいともがいています。
だからこそ失敗しても挑戦し続けられる包容力のある原宿のような街が重要となるのです。
*若者は原宿に戻ってくる
ラフォーレ原宿では4月に様々なアーティストが期間限定で作品を販売できるスペースも設けました。
その名は
「愛と狂気のマーケット」
です。
リエーターは月額2万円から最大3カ月間場所を借りることができて、敷金もいらないので、クリエーターからは、多くの人に作品をみてもらえる機会が増えたといいます。
おかけでいつも70~80人のクリエーターらが出品しているのです。
こうやって、金の卵をしっかりふ化させる暖かい巣にも似た街渋谷に若いクリエーターが集まり始めました。
自分らしくありたい若者たちは間違いなく原宿に戻ってくる
一世風靡セピアで心を熱くした当時の若者が、時代を経ても自分の想いを表現したいという熱い若者をみて応援したいと思うからでしょうか?
記者が言い切る理由が分かる気になりました。
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