3Dプリンターでつくる家、Z世代に照準
うちは築45年の3DKに4人で住んでいます。古い建物ですが日当たりも良くて駅への遠さも運動量を確保するには丁度よくて、それなりに満足しています。
でも、もし一人暮らしならきっと出張も多いし、何日かは毎月家を空けることになるんだろうな?とも思います。
又、コロナ禍で生活の安定感は低下していて、その中で何千万を20年、30年というローンを組むことへの覚悟は持ちにくくなっていると思っています。
定住にこだわらない若者に車なみの値段で買える住宅や、宿泊する日数に合わせて家賃変動住宅も出ているんですよね
そこで今日はこれから消費の中心になっていくZ世代への住宅事情で
*東京大学×積水ハウスが作るT-BOX研究施設
*世界最先端の家をつくる スフィアは24時間で創る
*ユニットは住人が外泊する場合72時間前までなら
という視点からデジタル・テクノロジーが住宅事情にも浸透してきていることを紹介しながら
保守的であると言われる不動産業界で
現状に満足せず、これから社会の中心になっていくZ世代にフットワークの軽いスタートアップが対応していく
という流れを確認していきたいと思います。
そういえばトヨタもスマートシティって街全体をデザインするような計画を実施してますね。あー最先端の家って住んでみたい!寝てみたい!(寝ればどこでも一緒ですが、、、、)
*東京大学×積水ハウスが作るT-BOX研究施設
不動産情報サービスのLIFULL(ライフル)によると、都心の賃貸マンションの家賃の平均値は10年で20%上昇したそうです。
一方でシェアハウスなどは安定的に受け入れられていて、テラスハウスなんかも人気番組でした。
それだけ戸建てへのこだわりが変わってきたと思います。
そこで危機感を感じる積水ハウスが東京大学とコラボして、国際建築教育拠点として、
デジタル×建築をつなぐ施設「T-BOX」
を10月14日に新設しました。
国立競技場をデザインした世界的建築家も関わる施設として注目されています。
そこでは従来の建築方法だけでなく、デジタル技術を使った建築を研究しているんです。
建築は古い師弟スタイルで体で下積み時代に体で覚えろみたいな世界という部分が大きな封建スタイルですが、デジタル化でスピーディさと自由さがここでは研究されています。
建築に関して
3Dスキャナー
レーザーカッター
3Dプリンター
などを使った家づくりを研究している。
その背景には
大工の高齢化による指導者の保守化と体力低下
厳しい仕事ゆえの慢性的な人員不足
を解消するために導入を進めています。
*世界最先端の家をつくる スフィアは24時間で創る
そんな流れの中でスタートアップ企業のであるセレンディクスが提供する家-SPHERE(スフィア)が注目されています。
従来と家と全く違うのは
*値段 300万円 (土地代は含まない)
*工期 1日 3Dプリンターで作製
現状は10㎡(約5.5畳)以下のサイズで建築基準法の制約をクリアしての建築
電気関係は人の作業が必要だが、1日で入居でき3日目には完全に機能する家として完成する点です。
家は「ジオデシック・ドーム」と呼ばれる球体での建造物なんです。
球体は物理的に最も強い構造を有し、様々な環境での利用が可能になります。そして、万一の自然災害から家族を 守る家となります。
そして何よりも斬新的なデザインで、人とは違う所に住んでみたい、個性的な家を最先端技術で体験したいというニーズを低価格で実現するのです。
太陽光発電とEV車を組み合わせて住むとランニングコストも抑えられて素敵な住宅として住めると感じます。憧れますよね!
既に別荘などの収益物件として購入を希望する企業は40社に達して個人の購入希望も100人を超えるそうです。
*ユニットは住人が外泊する場合72時間前までなら
又、賃貸のユニットは住人が外泊する場合72時間前までに申請すれば月額家賃から基本家賃を引いた残りを日割りで減額死してくれます。
外泊の期間部屋の貸出を行い、利用者がいれば家主の収入として還元されます。
25年7月までに2500室に拡大予定だそうです。
ビジネスホテルと家の中間を狙ったというかんじですかね?
恋人や実家や出張で月10日ぐらい外泊する若者が多いという統計があるそうです。
そういうライフスタイルの変化に合わせた住むことへの変化に対応したと考え方です。
色々時代に合わせて変わっていくことは多いのですが、住むところも当然色々進化していくと思います。
現状に満足せず、これから社会の中心になっていくZ世代にフットワークの軽いスタートアップが対応していく
新しい世代のニーズに答えていくのは、新しい企業何だなぁと思いました。
フィリピンの情報サイトを立ち上げました。
幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ
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