便利な世の中で必要なこと

RADWIMPSがAWAのHOT100のランキングを1位〜100位を総なめしたそうです。
100曲がランクインなんて相当バグってますよね。
凄すぎますけど、戦略だったり、タイミングでこんな結果も生まれるってことを実感しました。
出勤通学などが減り、サブスク自体の利用者が確実に減っている時に待ちに待ったRADWIMPSのサブサク解禁がきた結果ですね。
にしても1位〜100位って…笑


今日はちょっとマニアックなこと書こうと思います!
音楽が好きなので音楽の例が多くなってしまうかもしれませんが、どんな仕事にも言えるようなことだと思うので、読んでいただけると嬉しいです。

最近の売れるもの、サービス、環境に僕が1番感じることは、

便利な世の中だな!


ってことです。
たいていのことはiPhoneで済まされますし、とにかく過程がどんどん省略されてます。

たとえばCDで例えると、
まずお店に買いに行って、家に帰ってきて、CDプレイヤーに入れて、やっと聞けます。
それが今では、iPhoneポチで聞けます。ちゃんと考えたらとんでもないほど省略されています。

次は、飲食で例えると、
以前はスーパーに行って、食材を買って、家に帰ってきて、調理して、食べて、洗い物をする。
それが今では、ウーバーイーツで注文、受け取って、食べて、容器は捨てる。
これもいろんな部分が省略されて便利になってます。

もう一つ、今度は服で例えます。
前は、服屋に行って、服を選んで、試着して、迷って、購入して、家に持ち帰って、タンスやクローゼットにしまいます。
それが今では、水玉模様のスーツで自分の体を測って、ジャストサイズを知って、気に入ったものをワンプッシュすれば家に服がやってきます。
これはちょっとあからさますぎて嫌がる人もいますけど便利であることには変わりないですよね。

生活の全てが便利になって、時間が短縮されて、そういったサービスが日々生まれてます。
さらにコロナの影響で便利なサービスに拍車がかかっているようにも感じます。


そんな時にどこに価値を見出すかが大事になると思います。

小学校時代の思い出の曲がCDとして残っていたとして、大学生になった今こんなのあったなーという気持ちでCDを聞くという感動は今の便利な時代では味わえません。

彼女や友達、家族とあれがいい、これがいいと買い物をして、家に帰って一緒に料理したり、その家のお袋の味の料理はウーバーイーツでは提供できません。

友達とショッピングに行って、話し合いながら試着しあったり、コーディネートしあったり、わいわい買い物することは、ゾ、じゃできません。

だったら便利になったら悪いのかというとそうではありません。

便利になりつつもそこでなくなる価値を僕らが作らなければいけないと思います。

CDのようにものとして、記憶に残るような音楽やサービスを作ったり、

おふくろの味を再現した出前や、2人前で、届いたものを調理することを楽しんで完成したものを食べる出前、

家でVRによって試着ができたり、それを友達とリアルタイムで共有できたり


便利になることで、なくなってしまう仕事やサービスがあるかもしれませんが、その仕事が今まであった意味が絶対にあります
そこを逆手にとると言ったら良くないですけど、その意味まで奪ってしまうのはもったいないです。

僕は音楽の世界で勝負していきたいので、
音楽中心で話すと、今の時代ターゲットとなるのは10代20代のデジタルネイティブ世代が多いです。便利が当たり前の世代です。
でも実際の人口として、大人からご年配の方のほうが多いです。その人たちにも音楽に対する想いや音楽に込められた思い出があると思います。
そこに寄り添うものを作ることも音楽を作る人の使命だと思います。
CDを買わなくなった今、CDを買いに行くプロセスをどう再現するか、考えたら止まりません。


まだ学生の分際で、ビジネスを語るなと思うかもしれませんが、目先の利益にとらわれず、人に感動だったりを届ける職につくために色んな分析や施策を練っていきたいと思います。
1番難しいのはそれを形にすることなんですけどね。
そこは1番難しいからこそ1番やりがいがあることだし、そこにぶつかるのが楽しみです。


今日も読んでいただきありがとうございました😊

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