頑張り方改革
https://twitter.com/shutokageyama14/status/1093383115890864128?s=21
まず上記のリンクをご覧ください。
週6練習、毎日2部練、朝4時半起き。毎日素走り、部員の半分怪我人。
このツイートを有名なトレーナーさんが言及したりしてバズってます。
素走りがなぜ意味ないか、休息がいかに大事かという話は専門家に任せて、僕の感じたことを話してみたいです。
・過労死、オーバーワークの蔓延る日本社会
過労死問題は社会問題となり、働き方改革という言葉はあらゆるメディアで語られています。
働き方改革は①長時間労働の解消、②非正規と正社員の格差是正、③高齢者の就労促進を3つの柱として掲げており、サッカー部の練習しすぎ問題は①に大きく関わってくる問題です。
長時間の残業を無理強いされたり、残業してもその分の給料がもらえなかったり。
朝4時半に起きて、毎日2部練して、走らされて、怪我をするというスパイラルになんだか似てますよね。
オーバーワークをしてしまう文化は企業だけでなく、学校でも起きているんです。
働き方改革というより、「頑張り方改革」が必要になりそうです。
・頑張り方改革をしよう
辞書によると、頑張るとは、困難に耐えて努力することらしいです。
だから朝4時半という困難に耐えようというのが日本国です。
頑張ることの定義を変えましょうという話がしたいわけではありません。
耐えることは僕らの人生に不可欠です。
それが無くなれば生きることが妥協の連続になってしまいます。
では、どうするか。
それは、自分の中の優先順位をはっきり持つ。これだけだと思います。
例えば、あなたにとって会社に貢献することが何よりも大事にしたいことなら進んで残業するべきでしょう。
お金を稼ぐことなら残業代の出る会社で働くとか、単純に労働環境が劣悪でも給料の高いところで働けばいい。
もし優先順位の一番高いことが家族との時間を大切にすることなら、定時に帰ればいい。
無理なら、それが実現可能な企業に転職すればいい。
家族を養うために働いていたのに、働きすぎて気づいたら家族と溝ができていた。
よくある話だけど、目的感を見失っているだけ。つまり、最優先事項はなんなのかを忘れている、わかっていないだけ。
転職先が見つからない、この歳で雇ってくれるところなんてない、そんなのはただの言い訳。
転職するために個人の能力開発をどれだけしてきたのか。
イエスマンにならずにどれだけ思考して行動したか。
言い訳してるのは、結局自分に目を向けず、何かのせいにして自分を正当化してるだけ。
つまり、頑張り方改革とは、人生の優先順位を決めることです。
・このツイートに対する見解
自分の優先順位を決めることができれば過労死になることなんてまずないと思います。
もちろん環境が判断を鈍らせることはあります。
断れない性格とかもあると思います。
でも、まず最優先というか、前提として“生きること”は優先されて当たり前です。
そして、ツイートしたこの人のかっこいいところは、最後に「自分の人生をより良いものにするために」と書いているところです。
彼の中で生きる上で何が大事か、がハッキリしています。
優先順位を立て、それが高校サッカーを続けることならそれもいい。
とにかく自分が何を大切にしたいか、が全てです。
あなたの最優先事項はなんですか?
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