素敵な?勘違い【アーティスト活動】
このnoteを見ているリアル接点のあるミュージシャン経由で見たというアーティスト活動中の人とトーク。
これ本人も見るだろうけど、本人には言ったので辛口になるが
『そんな簡単に集客出来ないし、今の君はそれ以前』という現実。
アーティスト活動において、集客以前に基礎体力のない奴は何しても無駄だってことを言っている。
『最低限の技術、楽曲、パフォーマンス』これがないうちはどんなに頑張っても絶対に結果は出ない。
このトップイラストと一緒で受け入れられることは無い。
変な一例だが30くらいの時に友人で素晴らしいギタリストがいた。
仕事を選べるレベルで超人気バンドのスカウトも断っちゃうレベルの彼が恋をした。相手は業界女性の友人のボチボチ人気のキャバ嬢20才。一回り上のオッサンになんて興味ないでしょ仕事だし。
なのに彼はここぞとばかりに、ウチの環境をほぼ無償利用で彼女のためにプロフェッショナルチームを駆使してインストアルバムを作った。
作品は素晴らしい出来だった。
※メンバーに後の紅白トリのスタッフのあの人もいたし(笑)
「これパッケージ化しよう」と言っても「ダメ、これは◯◯ちゃんとオレだけのもの」と譲らず。専用のジャケットや盤面印刷までして、キャバクラに訪問して手渡された。
彼女はたいそう喜んで聴くねって言っていたが、実際はポイ。
費用は三桁は行かないが空き時間とはいえそれ近いものを皆で無償提供。
どんなに素晴らしいものだって興味のない人には受け入れられないし「あの人キモイ」が業界女性には通達されていた(涙)
素晴らしい出来だってそんなもん。
まだまだのものが人に届くわけがない。
自分を客観視できず、現実よりも過大評価して行動すると
「なんでわかってくれないんだ」になるし誰かのせいにする。
「違うよ、まだその段階になっていないんだよ」ってアドバイス出来る人がいない悲劇だし、それを認めないってパターン。
その状況でサポーター集めたって集まらない。
このnoteの罪なのかも知れない。
集客以前に必要なことがあることをまずは忘れてはいけない。
最低限が揃ってからのスタートである。
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