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海外旅行専門店スタッフによる新型コロナウィルス奮闘記 .vol6

本日は6月28日。自分の中で3日に一度の更新というのは自分の中で努力も今日票だったということにして、さらっと約10日ぶりの更新をさせていただこうと思います。

それでは前回の続きを・・・

卒業旅行でハンガリー・ルーマニア・ブルガリアの東欧3か国に一人で回るお客様。今回は日数などをアレンジしているので手配旅行契約だ。

イタリア・スペインなどの一部区域は閉鎖状態になっていたが、まだ国交もあるし、その空気に行かなければ問題はないというのがお客様と担当者の共通判断だった。

他のお客様もこの時期は不安はあるものの出発したお客様は何事もなく帰国出来ていた。担当が違うこともあって、このお客様の存在を知ったのは出発しているはずのお客様からのメールを受けた後だった。

「航空会社から明日の移動のフライトがキャンセルになっています。どうやって移動したらいいですか?」

その日は私は土曜日当番。
出社してPCを立ち上げてまず目に入ったのがそのメールだった。

・・・大変、恐縮ですが、休業中で入った国の順番は忘れてしまったが、お客様はこの時はハンガリーに滞在していたと思う。

ハンガリーからのルーマニアのフライトを端末で確認すると・・・確かにオールキャンセル!
外務省のHPで確認をすると、ハンガリーからのお客様の受け入れをしないという発表になっていた。よりによって移動前日に。。。

当然、最重要案件で他の業務をストップしてのスクランブル対応。
まずは現地時刻を確認する。・・・確か深夜3時頃だったのでお客様と電話で話したいので起きたら連絡くださいとメールをする。
その間に航空会社に確認しておこうと思ったが全く繋がらず。
列車での移動を考えたが、ハンガリーからルーマニア経由でブルガリアに入っていいのかが不明。もしルーマニアで止められることになったら・・・などなど対応を考えていたらお客様からメールが来たので、電話をしてみる。

今回で終わる宣言をしたことには触れずに・・・続く。