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海外旅行専門店スタッフによる新型コロナウィルス奮闘記 .vol5

本日は6月17日。前回の奮闘記がvol3になっていたのをサラッとvol4に直してることは誰も気づいてないので黙っておくことにして、今週は久々に自分の直のお客様でなく募集してるツアーで予約が入りました。
まだまだ苦しい状況が続きますが、ようやく旅行業界も前を向いて仕事が出来そうなので、今後も引き続き応援をよろしくお願いします。

さて、前回(vol 3改めvol 4)の続き、3月中旬の話だ。

お客様は大学生。
ハンガリー・ルーマニア・ブルガリアの東欧3か国に一人で回る卒業旅行だ。

このころは既にイタリア・スペインはロックダウン、フランスやドイツも国境を閉鎖し、EU加盟国同士でも移動が出来なくなってきた時期だ。

一応、会社では感染リスクがレベル2の国にはお客様に連絡をしてキャンセル料は免除。
ただしお客様がどうしても行きたいという場合は募集型企画旅行から手配旅行に変えての出発していただくことになる。

募集型と手配型では何が違うかというと、平たく言うとトラブルやアクシデントが起きた際の責任の所在がどこにあるかということだ。
当然募集型企画旅行では、現地で何かあった時に旅行会社の責任の下、帰国までサポートをする義務がある。
当然、手配旅行でも何かあった時はサポートをするのだが、現地で掛かった代金などはお客様の負担になる。

そうは言っても滅多に現地でトラブルなど起こらないので、お客様どころか、販売をしている旅行社も、手配旅行かどうかなどは意識せずに販売をしていただろう。
そう、今回のコロナ禍までは・・・

・・・現地でものすごいトラブルが発生したと2話に渡って書いても障りまでしか書けなかったことを反省しつつ、「読みやすくするために700文字くらいまでって決めてるから仕方ない」とつぶやいて夕飯の蕎麦をゆでる今日この頃です。

続く(次回はスーパートラブル編を完結させます。多分。きっと。)