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善か悪かの判断を保留にして、そのままを受け入れ味わってみる

昨日の午前中は、読書会でした。

常連さんと自分を含め3名だったので、ゆったりとしたテンポで、各々が紹介しようと持ち寄った本の内容について、対話ができました。(今回紹介された本は、後掲)

『家は生態系』という本に関する対話では、人間にとって一見害を与える存在を排除することが、長期的に、あるいは多角的に見ると、かえって人間にデメリットを及ぼすことがある、という話に。

そのような流れから「善か悪かの判断を保留にして、そのままを受け入れ味わってみる」という発言が飛び出しました。

続いて紹介された『茗荷谷の猫』は、江戸から昭和初期にかけての時代の市井の人々の生活が描かれている短編小説集。9つの話はゆるやかにつながりがあるそうです。

この本でも、親子や夫婦の間にさえ起こりうる、ある種の分かりあえなさにどのように向き合うか、という話へと展開していきました。ここでも、自分の中では、「善か悪かの判断を保留にして、そのままを受け入れ味わってみる」というスタンスが重要ではないか、と思いました。

ということで、今回も自分では決して手に取ることがなかったであろう書籍をもとに、対話をすることができ、非常に有意義な時間でした。今月は7/30の夜にも読書会があるのですが、そちらも楽しみです。

<今回の読書会で紹介された本>

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