Takayuki Kanauchi

「これからの生き方や社会の在り方のヒントは自然界にある」 という仮説を検証するため、ラ…

Takayuki Kanauchi

「これからの生き方や社会の在り方のヒントは自然界にある」 という仮説を検証するため、ライフスタイルやコミュニティでの実験と、読書や対話による考察を繰り返す毎日。 その中から得た気づきなどを、八ヶ岳の森の中から発信します。 生長の家の職員。

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五年連用日記が5年目に

私が続けていてよかったな、と思うものの一つに五年連用日記があります。 連用日記は、同一のページ内に、同じ日の日記が複数年分が書けるような構成になっています。だから、例えば私は今の五年連用日記で5年目に入ったので、1月1日のページには、2019年、2020年、2021年、2022年、そして今年の日記が並んでいます。 最初の一年目は、普通の日記とあまり変わりませんが、連用日記が効果を発揮するのは2年目以降です。昨年の自分が何をしていたのか、どんなことを考えていたのかを眺めなが

    • 『リーダーシップの旅』を読み終えて『後世への最大遺物』が読みたくなって手に取った。自分の内側の声に従って一歩一歩と歩みを重ねてゆくリーダーシップの旅は、内村鑑三の言う最大遺物--勇気ある高尚な生き方ーーと相当程度重なる部分があると感じた。リーダーシップとは自らの生き方を問うこと。

      • 今日は北風の強く吹く、朝晩の冷え込む一日だった。 けれど日中、自室の窓から、太陽を浴びている木々の葉を見ていると、夏がそこまできているような印象を受けた。 夏が近づいてくるのを感じると、ワクワクする。なぜだろう。 子供も頃に夏休みを待ち焦がれていた記憶と紐づいているからか。

        • 今日、苫野一徳さんのVoicyを聞いていて心に残ったのが「読書会はコミュニティに対話の文化を根付かせていく方法論の1つ」 自身の読書会のビジョンがお題目になっているように感じていたからだろうか。 今月も2回開催予定。社会を対立から融和や共存へとシフトしていく一助となれば。

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        五年連用日記が5年目に

        • 『リーダーシップの旅』を読み終えて『後世への最大遺物』が読みたくなって手に取った。自分の内側の声に従って一歩一歩と歩みを重ねてゆくリーダーシップの旅は、内村鑑三の言う最大遺物--勇気ある高尚な生き方ーーと相当程度重なる部分があると感じた。リーダーシップとは自らの生き方を問うこと。

        • 今日は北風の強く吹く、朝晩の冷え込む一日だった。 けれど日中、自室の窓から、太陽を浴びている木々の葉を見ていると、夏がそこまできているような印象を受けた。 夏が近づいてくるのを感じると、ワクワクする。なぜだろう。 子供も頃に夏休みを待ち焦がれていた記憶と紐づいているからか。

        • 今日、苫野一徳さんのVoicyを聞いていて心に残ったのが「読書会はコミュニティに対話の文化を根付かせていく方法論の1つ」 自身の読書会のビジョンがお題目になっているように感じていたからだろうか。 今月も2回開催予定。社会を対立から融和や共存へとシフトしていく一助となれば。

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          大型連休中に、人生のビジョンとマインドを見直す

           今年のGWは、年末年始に匹敵する8連休。連休直前に仕事で大きな変化があったこともあり、この機会に少し仕事から離れ、家族等の大切な人との時間や、書籍や映画等を通して、自分の人生のビジョンやマインドを再考している。  まずはビジョン。これまでのビジョンはぶっちゃけ少し総花的で優等生的だった。自分の内面と向き合いながら絞りつつ、言葉の取捨選択や追加を行ってみた。その結果が次の通り。 そして、見直してみて思ったこと。 (1)自分という人間の変化、置かれている環境や社会の変化に

          大型連休中に、人生のビジョンとマインドを見直す

          黒澤明監督の『生きる』をオンデマンドで観た。昨日読了した『リーダーシップの旅』で紹介されていたからだ。 同書では、リーダーシップの源泉は、内なる声に誠実に耳を傾けて行動し続けることにあると言う。 『生きる』の主人公は、死を目前にして正にリーダーシップの旅に出たのだと思った。

          黒澤明監督の『生きる』をオンデマンドで観た。昨日読了した『リーダーシップの旅』で紹介されていたからだ。 同書では、リーダーシップの源泉は、内なる声に誠実に耳を傾けて行動し続けることにあると言う。 『生きる』の主人公は、死を目前にして正にリーダーシップの旅に出たのだと思った。

          『リーダーシップの旅』を読了した。 リーダーシップを旅に喩えて展開されてゆく本書は、私のような40代の組織人が、改めて人生の目的や理想を問い直す上で有益な視点を多数提供している。 限りある人生を自分の内側の声に従って生きようとするプロセスを経て、人は結果的にリーダーになる。

          『リーダーシップの旅』を読了した。 リーダーシップを旅に喩えて展開されてゆく本書は、私のような40代の組織人が、改めて人生の目的や理想を問い直す上で有益な視点を多数提供している。 限りある人生を自分の内側の声に従って生きようとするプロセスを経て、人は結果的にリーダーになる。

          今朝は、こどもたちと近所のパン屋へ。観光客でいっぱいだったため、別の店にも足を伸ばしてみたけれどやはり混雑。 しばらく並んでみたが、目当てのパンは売り切れてしまった。代わりに娘のチョイスでクッキーを購入。 思いがけず小一時間の散歩。あれこれ話しながらの楽しい時間になった。

          今朝は、こどもたちと近所のパン屋へ。観光客でいっぱいだったため、別の店にも足を伸ばしてみたけれどやはり混雑。 しばらく並んでみたが、目当てのパンは売り切れてしまった。代わりに娘のチョイスでクッキーを購入。 思いがけず小一時間の散歩。あれこれ話しながらの楽しい時間になった。

          久しぶりのまとまった休みなので、自身の在り方を問い直すための読書。 もし今の場所において、自分にしか見えていないものがあるのなら、それを形にしてゆくチャレンジをすることこそが、今の場所にいる意味、目的なのだと思った。 続きも心して読みたい。

          久しぶりのまとまった休みなので、自身の在り方を問い直すための読書。 もし今の場所において、自分にしか見えていないものがあるのなら、それを形にしてゆくチャレンジをすることこそが、今の場所にいる意味、目的なのだと思った。 続きも心して読みたい。

          連休初日の今日は、自転車のメンテナンス。 調子の悪かったフロントギアのワイヤーを交換して、バーテープを新しいものに。そしてチェーンの洗浄も。 これで連休中のロングライドの準備が整った。 明日は少し長めのライドに出かけて体を慣らしておきたい。

          連休初日の今日は、自転車のメンテナンス。 調子の悪かったフロントギアのワイヤーを交換して、バーテープを新しいものに。そしてチェーンの洗浄も。 これで連休中のロングライドの準備が整った。 明日は少し長めのライドに出かけて体を慣らしておきたい。

          今日は悶々とすることが多かった。 けれど夜に、部署の大先輩と15分ほど電話でお話をする機会に恵まれた。 色々なお話を通して、長年の経験に裏打ちされた、広くて柔らかな視座に触れることができ、自分の心が軽やかになってゆくのを感じた。 もっと謙虚に。もっと素直に。もっと愚直に。

          今日は悶々とすることが多かった。 けれど夜に、部署の大先輩と15分ほど電話でお話をする機会に恵まれた。 色々なお話を通して、長年の経験に裏打ちされた、広くて柔らかな視座に触れることができ、自分の心が軽やかになってゆくのを感じた。 もっと謙虚に。もっと素直に。もっと愚直に。

          今日は毎月定例のオンライン読書会だった。参加者の皆さんに、本を通して様々な想いを語れる場、聴いてもらえる機会を提供できること。対話を通して気づきが深まって行ったり、心が通い合っていく瞬間に立ち会えること。自分が毎月開催し続けている理由、目的を再確認できた、とても楽しい時間だった。

          今日は毎月定例のオンライン読書会だった。参加者の皆さんに、本を通して様々な想いを語れる場、聴いてもらえる機会を提供できること。対話を通して気づきが深まって行ったり、心が通い合っていく瞬間に立ち会えること。自分が毎月開催し続けている理由、目的を再確認できた、とても楽しい時間だった。

          楽しいこと、没頭できることに、その人のモチベーションや強みの源泉があるのでは?と、メンバーとの何気ない会話から改めて思った。 苦手の克服よりも、得意なことで活躍して自信を深めてもらう方が先だった。 自分の『こうあって欲しい』の押し付けは、メンバーの可能性の開花を阻害する。

          楽しいこと、没頭できることに、その人のモチベーションや強みの源泉があるのでは?と、メンバーとの何気ない会話から改めて思った。 苦手の克服よりも、得意なことで活躍して自信を深めてもらう方が先だった。 自分の『こうあって欲しい』の押し付けは、メンバーの可能性の開花を阻害する。

          これまでの習慣に引きずられて安易に、できる人に頼ってきたら、笑顔で介入。 新たな学びを自分で獲得できるチャンス、他者の支援なしに仕事を完遂できるチャンスを見逃さない。 粘り強く、どう考えたらよいか、どうすればよいかを一緒に考えていく。 今日も1つ彼女は生長した。

          これまでの習慣に引きずられて安易に、できる人に頼ってきたら、笑顔で介入。 新たな学びを自分で獲得できるチャンス、他者の支援なしに仕事を完遂できるチャンスを見逃さない。 粘り強く、どう考えたらよいか、どうすればよいかを一緒に考えていく。 今日も1つ彼女は生長した。

          古くからの友人から吉報が届いた。 その知らせを聞いて心から祝福する自分と羨ましく思う自分。二人の私が現れた。 心のどこかでその友人と同じようなチャレンジをして結果を手にしたいと思いつつも、なんだかんだ理由をつけて現場に甘んじている。 本心に沿ったチャレンジがまだまだできる。

          古くからの友人から吉報が届いた。 その知らせを聞いて心から祝福する自分と羨ましく思う自分。二人の私が現れた。 心のどこかでその友人と同じようなチャレンジをして結果を手にしたいと思いつつも、なんだかんだ理由をつけて現場に甘んじている。 本心に沿ったチャレンジがまだまだできる。

          いつも気にかけてくださる職場の大先輩から電話をいただいた。 用件にかこつけて、ぼくが元気でやっているかを確かめてくださっているように感じられて、なんともありがたい気持ちになった。 若輩者の私に、助言やアドバイスを求めて来られるその謙虚さも含め、学ばせていただきたいことが多々。

          いつも気にかけてくださる職場の大先輩から電話をいただいた。 用件にかこつけて、ぼくが元気でやっているかを確かめてくださっているように感じられて、なんともありがたい気持ちになった。 若輩者の私に、助言やアドバイスを求めて来られるその謙虚さも含め、学ばせていただきたいことが多々。