Takayuki Kanauchi

「これからの生き方や社会の在り方のヒントは自然界にある」 という仮説を検証するため、ラ…

Takayuki Kanauchi

「これからの生き方や社会の在り方のヒントは自然界にある」 という仮説を検証するため、ライフスタイルやコミュニティでの実験と、読書や対話による考察を繰り返す毎日。 その中から得た気づきなどを、八ヶ岳の森の中から発信します。 生長の家の職員。

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少し早めに今年の前半を振り返ってみたら、案外成長しているかも、と思った話

2024年もあと10日ほどで半分が経過する。なので、思いつくままに、このタイミングで2024年の前半を簡単に振り返ってみる。 自分の限界に挑戦した1、2、3月第1四半期の1、2、3月は、個としての力を改めて鍛え直す期間だったように思う。 というのも、今でこそ、自分の力を全力試せる課題が沢山回ってくるようになったが、1年ちょっと前までは、どちらかというと部のイニシアチブをとるお歴々の方々が作った方向性に沿って進められるプロジェクトの一端を担わせてもらっていた感が強い。 だ

    • コスモスが咲くと、目に映る景色に秋ならでは彩りが添えられて、心がちょっと躍る。 でも、春に桜が開いた時のような待ちに待った感じではなく、暑さがひと段落した安心感や夏が過ぎゆく寂しさも入り混じっている。 だから秋桜なのか、、、なんて思いつつ、庭のコスモスを愛でる、休日の午後。

      • 都市部ではまだまだ真夏日や猛暑日が続いているようだが、ここ八ヶ岳南麓では、静かに秋の足音が近づいてきている。 今朝も足元を見たら、栗がいくつも落ちていた。

        • 足の怪我も癒えたので、先月の下旬から自転車を再開した。 やはり夏の早朝ライドは、ものすごく気持ちが良い。帰宅してシャワーで汗を流してからの読書。今日はその後に、家族4人で朝食をとってから、出勤。 自転車に再び乗れるようになって、生活リズム全般が整いつつある。

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        少し早めに今年の前半を振り返ってみたら、案外成長しているかも、と思った話

        • コスモスが咲くと、目に映る景色に秋ならでは彩りが添えられて、心がちょっと躍る。 でも、春に桜が開いた時のような待ちに待った感じではなく、暑さがひと段落した安心感や夏が過ぎゆく寂しさも入り混じっている。 だから秋桜なのか、、、なんて思いつつ、庭のコスモスを愛でる、休日の午後。

        • 都市部ではまだまだ真夏日や猛暑日が続いているようだが、ここ八ヶ岳南麓では、静かに秋の足音が近づいてきている。 今朝も足元を見たら、栗がいくつも落ちていた。

        • 足の怪我も癒えたので、先月の下旬から自転車を再開した。 やはり夏の早朝ライドは、ものすごく気持ちが良い。帰宅してシャワーで汗を流してからの読書。今日はその後に、家族4人で朝食をとってから、出勤。 自転車に再び乗れるようになって、生活リズム全般が整いつつある。

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        • 本を通して、旅に出る
          6本

        記事

          善か悪かの判断を保留にして、そのままを受け入れ味わってみる

          昨日の午前中は、読書会でした。 常連さんと自分を含め3名だったので、ゆったりとしたテンポで、各々が紹介しようと持ち寄った本の内容について、対話ができました。(今回紹介された本は、後掲) 『家は生態系』という本に関する対話では、人間にとって一見害を与える存在を排除することが、長期的に、あるいは多角的に見ると、かえって人間にデメリットを及ぼすことがある、という話に。 そのような流れから「善か悪かの判断を保留にして、そのままを受け入れ味わってみる」という発言が飛び出しました。

          善か悪かの判断を保留にして、そのままを受け入れ味わってみる

          父が生きることのできなかった日々を生きる

          先月1日で、私は43歳になった。 実の父が他界したときの年齢が43歳だった。 当時私は13歳だった。妹は10歳だった。 父と同じように、私も結婚し、2人のこども(上が男の子、下が女の子)に恵まれ、家族4人で過ごす日々。 自分が40歳を迎えたころから、43歳という父が他界した年齢を意識するようになっていた。 父はきっと、私や妹の成長をいつまでも見ていたかったにちがいない。 結婚式にも父親として立ち会い、孫を抱いてみたかったのだと思う。 成人した子どもたちと一緒にお

          父が生きることのできなかった日々を生きる

          中学1年で父を亡くし母子家庭だったこともあり、自分は女性蔑視の考えは持っていないと思っている。 しかしこの本を読み、男性であることで悩まなくて済む問題が多々あり、女性はその問題による生きづらさを抱えていることに想いが至っていなかったと気づいた。 もっとジェンダー勉強しないと。

          中学1年で父を亡くし母子家庭だったこともあり、自分は女性蔑視の考えは持っていないと思っている。 しかしこの本を読み、男性であることで悩まなくて済む問題が多々あり、女性はその問題による生きづらさを抱えていることに想いが至っていなかったと気づいた。 もっとジェンダー勉強しないと。

          かつての同僚と久しぶりに電話。 お互いの要件を済ませた後の少しの時間にかわした何気ない雑談が心地よかった。 チームで共に力を合わせていたときが懐かしく思い出された。 時間が経ったからこそ分かる彼の凄さを、改めてていねいに思い出しつつ、今の業務に活かしていきたい。

          かつての同僚と久しぶりに電話。 お互いの要件を済ませた後の少しの時間にかわした何気ない雑談が心地よかった。 チームで共に力を合わせていたときが懐かしく思い出された。 時間が経ったからこそ分かる彼の凄さを、改めてていねいに思い出しつつ、今の業務に活かしていきたい。

          6月から着任した上司とは縁が深い。部下として仕えるのはこれで4度目。 3年ぶりに仕事を共にさせていただき、とてつもない成長と成熟を遂げておられると感じた。 私心がないから迷いがない。決断が早く的を射ている。仮に間違えてもすぐにリカバリーできる。 学びのチャンスがやって来た。

          6月から着任した上司とは縁が深い。部下として仕えるのはこれで4度目。 3年ぶりに仕事を共にさせていただき、とてつもない成長と成熟を遂げておられると感じた。 私心がないから迷いがない。決断が早く的を射ている。仮に間違えてもすぐにリカバリーできる。 学びのチャンスがやって来た。

          昨日の読書会で紹介された本のなかで、特に心に残った一冊

          昨日は、2か月ぶりのオンライン読書会。常連さんや久しぶりの方も含め7名が参加くださり、多様な本が紹介された。 そのなかで一番心に残ったのは『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』という本だ。 タイトルのとおり、目の見えない方と一緒に美術館に行き、同行した方が作品1つ一つを言葉で説明しながら鑑賞するというような内容のようだった。 紹介された内容で心に残ったのは2つ。 ひとつは、結果的に、同行した方が、作品1つひとつの特長を言葉で説明しているうちに、見ていたはずだったの

          昨日の読書会で紹介された本のなかで、特に心に残った一冊

          喫茶店風鈴の音がお出迎え 昨日初めて訪れた喫茶店のことで、一句詠んでみた。 初めて訪れるお店で、期待を胸にお店に入ろうとしたら、入り口の前の軒先に飾られた風鈴が風に揺れて、涼しい音を奏でていた。 まるで初訪問の自分を出迎えてくれたかのように。 心地よく印象深い瞬間だった。

          喫茶店風鈴の音がお出迎え 昨日初めて訪れた喫茶店のことで、一句詠んでみた。 初めて訪れるお店で、期待を胸にお店に入ろうとしたら、入り口の前の軒先に飾られた風鈴が風に揺れて、涼しい音を奏でていた。 まるで初訪問の自分を出迎えてくれたかのように。 心地よく印象深い瞬間だった。

          公休日の木曜にルーティンとしている一週間の振り返りを、今日は少し気分を変えて車で15分程のカフェで。 初めて入ったが、あちこちに花や植物が飾られていて、明るい雰囲気。長テーブルやカウンターなど、一人で来ても過ごしやすい席が多く気に入った。 おかげで、良い振り返りができた。

          公休日の木曜にルーティンとしている一週間の振り返りを、今日は少し気分を変えて車で15分程のカフェで。 初めて入ったが、あちこちに花や植物が飾られていて、明るい雰囲気。長テーブルやカウンターなど、一人で来ても過ごしやすい席が多く気に入った。 おかげで、良い振り返りができた。

          小学六年の長男と進路のことで話し合いの場を持った。 本人の希望、そしてその希望のために本人なりにベストを尽くすこと。 あれこれ先回りして、言いたくなるのを抑えて。 彼の無限の可能性を信じて待つ。 本人にとっても、親とにとっても、成長の機会。

          小学六年の長男と進路のことで話し合いの場を持った。 本人の希望、そしてその希望のために本人なりにベストを尽くすこと。 あれこれ先回りして、言いたくなるのを抑えて。 彼の無限の可能性を信じて待つ。 本人にとっても、親とにとっても、成長の機会。

          リフレクションのやり方をリフレクションしてみて気づいたこと

          今、リフレクションのやり方をリフレクションしている。 今年の上半期は、稀有な経験を沢山させてもらったが、その経験からの学びをきちんと言語化し、自らの生活や仕事に効果的に活かせているだろうか? 週次や月次で振り返りをやっているが、やや形式的になっている感も、、、。 こんな問題意識から、本を読み返しながら、振り返りのやり方を振り返っている。 自分に、振り返りやリフレクションの重要性を強く認識させてくれたのが、松尾睦氏著『職場が生きる 人が育つ 「経験学習」入門』だ。 こ

          リフレクションのやり方をリフレクションしてみて気づいたこと

          今日は出勤前にカフェに立ち寄ってみた。 東京にいたころは、満員電車を避けて早めに職場の最寄駅まで行き、近くのドドールで、読書をしたり、ブログを書いたり、仕事の整理をしていたのを思い出した。 今は満員電車に乗らずに済む生活だが、たまには出勤前にカフェで過ごすのも良いと思った。

          今日は出勤前にカフェに立ち寄ってみた。 東京にいたころは、満員電車を避けて早めに職場の最寄駅まで行き、近くのドドールで、読書をしたり、ブログを書いたり、仕事の整理をしていたのを思い出した。 今は満員電車に乗らずに済む生活だが、たまには出勤前にカフェで過ごすのも良いと思った。

          今、職場では大きな変化のときを迎えている。しかし、自分自身の発想の前提が、これまでの経験に大きく影響を受けてしまっていると、しばしば感じる。 経験は自分を成長させてくれものではあるが、一方で、経験(と意味付け)が、知らず知らずのうちに、自分の可能性を縛ってしまうこともある。

          今、職場では大きな変化のときを迎えている。しかし、自分自身の発想の前提が、これまでの経験に大きく影響を受けてしまっていると、しばしば感じる。 経験は自分を成長させてくれものではあるが、一方で、経験(と意味付け)が、知らず知らずのうちに、自分の可能性を縛ってしまうこともある。