オードリー・タン デジタルとAIの未来を語るの感想
読了。一日で一気に読みました。
いやー、この方すごいですね。哲学者。そして実践者。
両方ともとても高いレベルで。
自分の人生、生き方について
どういう社会を作っていくか
会社組織の在り方について
政治とのかかわり方
様々な観点で、自分の生活や人生に取り入れたい、参考にしたい内容が盛りだくさんでした。
これからしばらく、何度も読み返して、さらにこの本の奥深さにリーチして、人生に、毎日の生活に、仕事に、活かしていきたいと思います。
・・・
特に心に響いたのが、あとがきで引用されていた、カナダの詩人の方の詩
「すべてのものにはヒビがある。そして、そこから光が差し込む。」(「Anthem」より)
この言葉と
「この世界は完璧ではありません。欠陥や問題点を見つけ、それに対して真摯に取り組むことこそが、いま私たちがここに存在している理由なのです。」
というオードリー氏の文章。
このところ、私は個人的にまたちょっとフワフワしてしまっていて、生きている使命感とか、目的を手放してしまっていた状況でした。
この間noteに書いたLALALA地球ランドの投稿もそのモードで。
地球ランドに遊びに来たぞ~、楽しむぞ~、
というテンションだったのだけど、このフレーズを見てハッとしたんですよね。
確かにこの世界ではまだまだ憤りを感じたり、こうなったらいいな、と思う事はある。そこに向き合って、少しでも良い社会、良い世の中を作っていくのが人生なのかな、とも思えてきて。
その背景には、人生における成長カーブについて考えている内容があって(今書き始めているのですがあまりに長くなりすぎて終わらないのです)、個人としての成長をこの人生で味わうという内容なのですが、個人だけでなく、社会の成長も志向していく、だって個人=社会であるから、というロジックが背景にあるのですが、もう一段上の視座に立ってどうやって社会を成長させるという旅を楽しむか、という事を、ここからしばらく、自問自答して考えてみたいと思います。
あー、面白かった!
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