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テニスとの出会い

テニスというスポーツに出会ったのは12歳の春中学1年生になった時のことでした。中学校のいわゆる部活動としてテニス部に入部したことが、現在まで私がテニスというものに関わって生きて来た全ての始まりでした。

それまで遊びで父と広場にて打ち合い?(テニスと呼べたものではないのかもしれない)という程度の経験があったぐらいでした。思い出せるのは、今も実家に眠っているその辺で購入した木のラケットで打ち合った記憶。

中学受験に合格し、とある私立中学校に進学した私が部活として初めに考えていたのはバトミントン。担任の先生との個人面談でその事を伝えた結果帰ってきた答えは...バトミントン部は部員が5人しかいない、どうせ部活をするなら強くてしっかりしているテニス部はどうだ?というものでした。

そう勧められバドミントンもテニスもラケット使うしいいか、と決断したことがテニス部に入ったきっかけでした。                今から思えばその学校は団体戦で全国大会にも出場していた強豪校。   部活初日、部活全体の人数も多いがゆえ新入部員を待ち受けていたのはボール拾いと過酷なトレーニングのみ。次の日人生初めての筋肉痛に衝撃を受け、足が痛いので部活を1日で辞めようと思った事を今でも憶えている。

まあそんな経験をしながらも最終的には3年間テニス部をやり通し、多少の運動センスもあったおかげか一応レギュラー8名程度に入れるくらいの実力は身につきました。それと同時に中学の終わり頃には、たまたま家のそばにあった有名テニスクラブの門を叩き、テニスの練習に打ち込んでいました。そのテニスクラブは実は超名門でジュニアクラスのエリートクラスには全国大会優勝者が多く在籍し、数々のプロ選手も輩出しているような場所だったのです。もちろん自分はそんなレベルには程遠く、一般クラスの一番上のクラスで週に数回練習するくらいのものでした。

その後高校ではそれなりの実力がありながらも部活になじめず、前述したテニスクラブで楽しむ程度に練習するくらいでした。そして大学に入りサークルでテニスをすることにしたのですが、そこにいた先輩がたまたまアルバイトでテニスコーチをしていて紹介されたのがテニスコーチを始めるきっかけとなりました。

ここまでが自分がテニスに出会い、そしてテニスコーチというものに足を踏み込んだ出来事です。

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