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24時間耐えきれますか!?

「クソーッ! 航空支援はまだか、イリヤ!」

 CIA特別捜査官であるライアンはままならない状況に苛立ちながら叫ぶ。港湾区に広がる倉庫街、その1ブロックがとあるテロリストによって占拠されたという報告を受けてからまだ四十五分だ。

『大丈夫よ、ライアン。アルファチームが急行しているわ。到着次第、ヘリからの火力支援をすぐ──』

「グウーッ!!」

 ライアンは突如腹を抑え、苦しみ出す! 無理もないことだった。彼の下半身には鋼鉄製の下着が装着されており──前には貞操帯、後ろにはバイブがみっちりとハマっているのだ。しかも大き過ぎてスラックスが履けない!
 ちょうど三十分前、突如としてテロリストに拉致された彼は、この謎の装置を装着され、辱めを受けると同時に、CIAが持っている核攻撃サイロの情報を吐くよう強要されたのだ。

『大丈夫なの、ライアン!?』

「大丈夫だイリヤ! それよりアルファチームはまだなのか!」

 BLAM! BLAM!
 ライアンが放った9ミリ弾が爆ぜたように、テロリストの背後でコンテナ爆破!
 アルファチームのヘリコプターから放たれた携行小型ミサイルが、テロリスト達を狙って爆発したのだ!
 地震のように地面が揺れ──同時にライアンのバイブが無慈悲に振動する!

「ウググーッ!!!」

 羞恥と痛みから来るストレス、その間から覗く僅かな快楽の波がライアンを容赦なく襲い、膝小僧同士をぶつけ合って下腹部を抑え耐える!
 倒れ込むのは簡単だ。快楽に身を任せれば、彼の新たな人生の扉が開かれることだろう。
 しかし彼はCIA特別捜査官。アメリカの守護者であり──今はその戦いの最中にいる。
 テロリストたちはライアンを快楽に溺れさせ、核弾頭を手に入れようとしているようだが──彼は負けられない。アメリカのため核攻撃を阻止しなくてはならない!

「グウーッ!!」

 ライアンのバイブがまた振動!

続く