あほの関西人、 超辛口評論家の一言で瞬殺されてしまう。
やる気がない。
昨日のやる気はどこにいってしまったのだ。
昨日はあほみたいな顔して調子に乗っていたのに、今日は目が死んでいる。
心も腐っている。布団から出ることさえできない。
どうしてこんなにやる気がないのかは、自分でもわからない。
とにかく「やる気」というものが存在しない。
当然、noteで記事を書く気も消え失せてしまった。
そんな時よせばいいのに、なぜか俺は自分の過去の記事を、ぼーっとしながら読んでしまった。
チラリ。
最初の頃に書いた記事を読む。
なんだこれは?
俺は一体何を書いているのだ。
無駄に高いテンション。
これ面白いでしょう?って気持ちが丸わかりのしょーもないギャグ。
そうかと思ったら、急に真面目なことを語り出して、俺は一体どうしたいのだ。
何を言いたいのだろう。
そして俺はものすごく自分の記事を冷静に読んだ後、呟いてしまった。
絶対に言ってはならん一言を呟いてしまった。
「これ、何がおもろいねん。しょーもな」
あーっ!言っちゃったよ!それ絶対言ったらあかんやつ!
マンガとか小説とか頑張って書いてる人の作品読んだ後に、絶対言ったらあかんやつやん!
noteで記事を書いてる人に言ったらあかん言葉、第1位のやつやで!ちなみに第2位は「言ってる意味がわからん」や!知らんけど。
もうやめとけ!そんなに自分を責めるな!死ぬ気かー!
もう1人の自分が頭の中で叫んでいるが、そんなの知ったこっちゃない。
自分で書いた記事だけは、何を言っても許されるのだ。
自分の記事はまったく面白いと思わないし、もちろん笑わないし、とても評価は低い。超辛口スーパードライだ。
そして時間が経ってから自分の書いた記事を読むと、とても恥ずかしくなって、この記事が世界中に発信されていることが怖くなってしまう。
つまらなさすぎて、なんか腹が立ってきた。
こんな記事、今すぐ消してやろうか。
そんな衝動に駆られる。
しかし、自分の記事は読んでも面白くはないが、一生懸命に書いていることだけは伝わってきた。
最初の頃はスキも全然もらえなくて、コメントもまったく無い状態だった。
そんな中、俺は1万人ぐらい読者がいるのではないかという熱量で記事を書いていた。
本当は10人も読んでいないのに、本気で記事を書いている。
あほだ。とてもあほだ。そんなことをして一体何の意味があるのだ。
しかし・・・よく考えてみれば、その頑張りがあってこその今じゃないか。
よく耐えた。誰も読んでくれない状態から、今までよく記事を書き続けた。
天才だ。俺はやはり天才だから、今のように頭角を現したのだろう。
って最後の部分は2割ぐらい冗談ですけど、本当によく今日まで挫折することなく書いてきたなぁって思いました。
こうやって記事を書いている最中にも、通知が届いています。
俺の過去の記事にスキをくれたり、暖かいコメントをくれたり、俺の記事を読んでくれるあなたのおかげで、今の俺があります。
こんなにやる気がなく、元気がなくても、たった1回のスキで、たった一言のコメントで、やる気満々になることができます。
本当にありがとうございます!
というわけで、今日もやる気になったところで、超辛口評論家を唸らす気持ちで記事を書いていきたいと思います。
ここからが、やっと本編です。自分でも思いますけど、長いですよね。
2021.02.02
今日もまた近未来感のある日付ですね。
突然ですけど、また俺は謎の病に侵されています。
病名は「すぐ泣いてしまう病」です。
またの名を「これ、1人やったから良かったけど、周りに人がいたらどうすんの?そんなに泣いて、一体何があったん!」症候群です。
俺は数年前までまったく泣いたことがなくて、逆にどこかおかしいのでは?って思っていたんです。
どんなことがあろうとも泣かない。絶対に涙が出ない。そんな人間でした。
周りのみんなが涙を流して泣いていても
「目をどうかしたのか?」
って聞きそうになるぐらい涙が出ませんでした。
これはもう、未来から来た殺人マシーンに匹敵するほどの感情の無さです。
しかし、最近はちょっとしたことで泣いてしまいます。
泣くというより、涙が滲んで勝手に流れるという感じでしょうか。
映画やドラマ、マンガやアニメを観て泣き、ちょっとした誰かの言葉でも、メッセージでも、とにかく何でも泣いてしまうのです。
先日、行きつけの美容室で仲の良い美容師さんと会話していたんですが、俺が「生まれて初めてアニメを観て泣いた」って話をしたんです。
すると美容師さんは「はぁ?」って感じの顔をして言いました。
「え?それはないでしょう・・・」
俺はちょっとムッとなりました。
「いやいや、俺も自分でビックリしたんですけど、泣いてしまったんですよ。勝手に涙が流れてくるっていうか、生まれて初めて泣いたんです」
そう言っても「無いでしょう」って何度も全否定するもんですから、俺はキレてしまいましたよ。
「あんたは無いかもしれんけど、俺は泣いたって言うてるんやからそれでいいやろ!勝手に人の感情否定すんな!」
ってこれ、本気で叫んだんですけど、ケンカじゃないんですよ。いつものことなんです。
俺と美容師さんはまったく性格が合わなくて、いつも俺がキレて叫んでいるんです。ケンカ漫才みたいな感じです。
この美容師さんは、変人の俺が「変人やなこの人」って思うぐらい変人なのです。
たとえば数年前のことですが、俺が美容師さんにアパートの騒音のことで相談していました。
偶然にもこの美容師さんは、俺と同じアパートに住んでいます。
「俺の下の階の住人が、かなりうるさいんですよ。騒音がすごくて気になって何もできないんですよね。この前は横の住人がうるさくて管理会社に言いましたけど、またかって感じですよ。どうしたらいいですかね?」
すると美容師さんは、あきれたような顔をして言いました。
「たかやんさん・・・またですか?この前も同じようなこと言ってましたけど、ちょっと神経質すぎないですか?騒音なんて気にしなければいいんですよ。何でもマイナスに否定するんじゃなくて、受け入れましょう!」
そんなことを言われたんですが、俺が神経質とかそんなの関係ないぐらい、めちゃくちゃ騒音が凄いんですけど・・・。
「この人、全然親身になって話聞いてくれへんやん」って思ってたら、続けて美容師さんは言いました。
「先週の土曜日、夜の11時ぐらいなんですけど、アパートの目の前の公園で、若者が数人騒いでたんですよ」
「そうなんですか、俺は出かけてたから、知らなかったです」
そう答えると美容師さんは言いました。
「窓を閉めてもうるさいから困ってたんですけど、その子達が打ち上げ花火をやり出したんです」
なるほど、そういうことがあっても、この人は受け入れて我慢したってことか、って思ったら、美容師さんは言いました。
「うるさくて眠れないから、警察に通報しましたよ」
(えっ・・・?こいつは何を言っているんだ?)
俺は衝撃的すぎて、笑うことも、つっこむこともできませんでした。
だってこの人はボケてるんじゃなくて、笑わそうとしているのでもなく、本気で真面目に語っているのです。
「いやあの、俺にはさっき、受け入れましょうって言いましたよね?」
なんとか言葉を発してみましたが、美容師さんは強く、堂々と言いました。
「いや、我慢できないぐらい、うるさかったんです」
どうですか?わけわからんでしょう?意味不明すぎて泣きそうになるでしょう?
って俺は一体何を書いているんでしょうか。
あぁそうです。俺がすぐ泣いてしまうって話ですよね。
それで昨日もnoteで他のクリエイターさんの記事を読んでいてですね、また泣きそうになりまして、こりゃいかん!ってすぐページを閉じましたよ。
別にその記事は感動する話だとか、悲しい話ではないんですが、書いた人の気持ちがストレートに伝わってくる感じで、心をグッと掴まれてしまったのです。
もうヤバかった。余韻もヤバかった。
なんか心に残る映画を観終わった後みたいな、あの感じ。もう勘弁して下さい。俺を泣かさないで下さいよ。
こういうことがたまにあるから、ある意味noteって怖いです。
突然、泣かされてしまいますからね。
多くの人が「noteで他のクリエイターさんの記事を読むことが面白い」って言っている意味がよくわかります。
泣いたり笑ったり、noteって色んな体験ができますよね。
実は俺も最初から最後までボケずに、真面目で感動できる記事を書いてみたいって夢があるんです。泣ける記事を書きたいですね。
でもその夢すらボケてると思われるので、やっぱり俺はこれからもあほな記事を書いていくんだろうなぁって思う今日この頃です。
ここだけの話ですが、現在タイムマシンを作っているので、その資金に使わせて頂きますね。サポートして頂けたら過去のあなたに大事な何かをお伝えしてくることをお約束します。私はとりあえず私が14歳の時の「ママチャリで崖から田んぼにダイブして顔面めり込み事件」を阻止したいと思います。