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営業のための病院リストのつくり方①

病院リストをつくったことがある人なら、病院情報をきれいなエクセルの形にすることが結構、骨の折れる作業であることを知っていることでしょう。

全国の病院リストはWEBに公開されています。

厚生労働省のWEBサイト内にある「地方厚生(支)局所在地一覧」から、地方厚生局に飛ぶと、都道府県ごとに病院リストが公開されています。それをダウンロードしてエクセルとしてまとめる作業をすれば一丁上がりです。

簡単ですよね。簡単ですよね。簡単だと思ったそこのあなた。このデータをダウンロードし、エクセルデータを開いてごらんになってください!

きっと、驚くことでしょう。少なくとも私は目が点になりました。

https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shozaiannai/chihoukouseikyoku.html

ということで、あなたも病院リストづくりを諦めた屍の一人になりましたね。すみません、言いすぎたことをお許しください。m(_ _)m

一言でいうと、このエクセルデータ、ひどい、嫌い。

営業リストとして使うのであれば、1医療機関ごとに1行ずつ、整理していきたいところ。しかし、厚労省の目的は「国民に情報公開すること」なのです。決して、企業の営業活動に資するものとして公開しているわけではないのです。これは、当然といえば当然かもしれません。

エクセルデータにたどり着けなかった方のために、お見せしましょう。ここでは、例として北海道厚生局が情報公開している医療機関情報のエクセルデータを開いてみます。

キャプチャ

1施設に対して、7行使っています。と思ったら、つぎの施設では5行使っていたりします。法則性がなく、複数行にまたいで情報が存在するのです。まずこれを一行化するだけでも結構骨が折れる。心も折れます。

画像に示した①は1つのセルの中に、「項目」と「値」が同居しています。エクセルの使い方間違っているでしょ、と突っ込みたくなります。しかし、情報公開が目的ですので仕方ない。

さらに、②は1つのセルの中に「値」というべきか、「項目」というべきか、意味の異なる複数のテキストデータが入っています。①の法則で考えると、ここは「内 1」と数字の値が入っていても良さそうですが、ここは別のルールで表記されています。

僕の場合、もうこの時点で「もう無理~」ってなります。自分の人件費と、これを47都道府県分行う工数を考えれば「買ったほうがいいな」となります。(~_~;)

しかし、諦められない。私は医療業界に特化して、病院や診療所、美容クリニックの院長や事務長に対するテレアポ業務を行うエグゼメディカルの経営者。頑張るしかない。全国を網羅しているキレイなエクセルデータがどうしても必要なんです。

というわけで、引きつづき、医療機関情報リストのつくり方について語っていきたいと思います。今日はここまで。

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