高山緑星さん 9月1日のツイッターから

本日もお疲れ様でした。
本日は経済対策期待高まり日経平均361円高と3日続伸、75日・200日の両移動平均線を回復しました。

米国株式市場では、米個人消費の伸び鈍化が懸念され、NYダウは前日比39.11ドル安の35,360.73ドルと続落となりました。S&P500種は11業種中エネルギーIT素材など7業種が下落し3日ぶりに反落。ナスダック総合指数は、8月30日夕方に決算と併せて公表した業績見通しが市場予想に届かなかったビデオ会議システムのズームが急落。エヌビディアなど半導体関連も安く3日ぶりに反落となりました。

3日続伸して始まった日経平均株価、昨晩の米国市場では、米個人消費の伸び鈍化が懸念され主要3指数が下落。ただ、朝方に発表された4-6月期の法人企業統計調査が好調な内容となったほか、前日に11か月続いていた月末安に歯止めがかかったこともあり、投資家心理が好転し買い優勢のスタートとなりました。

後場の日経平均株価、前日比356.54円高の28,446.08円と上げ幅を縮小してのスタート。菅首相が9月解散を否定したことで、新たな経済対策への期待感が高まり、投資家のリスクセンチメントの改善も相場の上昇に寄与しているようです。

大引けにかけては、伸び悩む場面もあったものの、買い気は根強く盛り返し、日経平均株価は前日比361.48円高の28,451.02円で取引を終了しました。

本日強かった銘柄は、買収防衛に向けた取り組みを好感された[6335]東京機械製作所、21年12月期純利益を大幅上方修正した[3807]フィスコ、設備需要回復など受け通期見通し上方修正した[6898]トミタ電機など。

逆に弱かったのは、第1四半期大幅減益決算をマイナス視された[3031]ラクーンHD、消費者庁から訪問販売形態の業務停止命令を受けた[6173]アクアライン、株主優待制度の一時休止を発表した[3133]海帆など。

業種別では33業種中「パルプ紙」「医薬品」「証券商品先物」など30業種が上昇しており、下落は「陸運」「鉄鋼」「金属製品」の3業種のみとなっています。

9月1日の場中に高山緑星さんは、どのような銘柄に注目したのでしょうか?

高山緑星さんは、数々の大相場を予言してきた、相場界のレジェンド。
ツイッターで彼のつぶやく銘柄をリアルタイムでチェックしているだけでも、今の相場がどのように動いているのか大枠をつかむことができます。

そもそも高山緑星って何者って人は、まずはこちらの記事を読んでみてください。

さっそく緑星さんのツイッターから、本日のツイートの中からピックアップして紹介していきましょう。

今日も買い気配銘柄や、動きの大きかった銘柄、そして指数に関しての実況中継的なツイートが中心です。

そして本日個人的に選出したベストツイートはこちら。

【3446ジェイテックコーポレーション】
日本電子に続きレーザーテックが上場来高値更新、神島化学も昨年来高値更新再開するなど買い人気が再燃してきたレーザー関連の、オンリーワン的ナノ加工技術で光・レーザー、再生医療、宇宙関連など最先端技術に絡む材料性豊富な次世代EUV半導体関連大穴株。
大阪大学が開発したEEM加工法の実用化に成功。ナノメートル精度の表面形状加工の産業利用を実現。世界3大大型放射光施設に数えられる「SPring-8」を始め世界の放射光施設や、「SACLA」始めⅩ線自由電子レーザー施設に超高精度Ⅹ線ミラーを設計・製造・販売するオプティカル事業を柱に独自開発の3次元回転浮遊培養技術「CELLFLOAT」など自動細胞培養装置を提供するライフサイエンス事業も展開。
独自の表面形状ナノ加工技術「EEM」、表面形状ナノ計測技術「RADSI・MSI」や、プラズマドライエッチング技術「PCVM」、触媒エッチング技術「CARE」を応用し、半導体、宇宙、医療分野などへ新規参入図る。
EEM(Elastic Emission Machining)は、微粒子と被加工物表面間の化学反応を利用した独自のナノ加工技術。超純水中で被加工物表面原子と反応性のある微粒子を用い、被加工物の表面原子に作用させて取り除いていく事で、原子レベルで平坦な完全表面を実現。次世代半導体製造装置および評価装置用光学素子や、X線顕微鏡用光学素子への応用目指す。
表面形状ナノ計測技術「RADSI・MSI」は、低周波成分で高精度計測するRADSIと高周波成分で高精度計測するMSIの2つの計測データを組み合わせて欠点補正。世界のオーソライズされた計測機関と互換性を確立。高精度マスク基板の計測に適用できる。
PCVM(Plasma Chemical Vaporization Machining)は、大気圧プラズマを利用したドライエッチング技術。高圧力雰囲気(主として大気圧のHe)中で電極周りに高周波プラズマを発生させ、高密度で反応性の高いラジカルを局所的に生成し、被加工物表面原子と反応させて揮発性の物質に変える事で除去するという加工法。水晶振動子ウエハ加工装置および検査装置を大手企業と共同開発へ。
同法による数値制御加工は、加工量をプラズマの滞在時間で制御するため、機械精度等の影響を受けにくく、被加工物表面の原子配列を乱さないのが特徴。
同社ではさらに大阪大学の独自の技術である多電極数値制御法の実用化を図り、加工効率の格段の向上を目指している。
CARE(Catalyst Referred Etching)は、触媒機能を持つパッド(PtやNi等の触媒を成膜)を加工対象物上で超純水を加工液として動かす事で被加工表面上の凸部のみ化学的に除去する触媒作用を利用した独自のエッチング技術。ガラスやSiCを始めとする様々な材料表面を原子スケールで平坦化する。
EEMナノ加工技術は、既に形状精度Si原子4個分(Peak to Valley (P-V値)1nm)の平坦度を長さ1mのミラーで実現。CAREは更にP-V0.7nmを実現し、将来的には原子1個分の平坦度をも可能とする究極の加工法。
次世代EUV(極端紫外線)半導体製造装置・検査装置用光学素子分野への参入を目指し、半導体製造メーカーと同社の集光ミラーを使った試作機の共同開発も進行中。成功すれば来年にも量産化開始。
EUV露光装置世界シェア100%で独占するオランダのASMLも、年初の段階で試作・評価用の次世代EUV露光装置を複数の共同開発先に出荷する予定に。
シリコンウエハに回路を描く露光(リソグラフィー)技術こそ、半導体微細化のキーテクノロジー。現在の「5nm(ナノメートル・10の-9乗メートル=10億分の1メートル)世代」から「3nm世代」へ進化の時期を迎え、今年2021年は来年2022年の3nm世代量産開始を目指す技術開発の年になると言われている。
現在のEUV露光装置も1台125億~200億円と高価だが、次世代EUV露光装置の量産機は、さらに高く1台約480億円になる見込み。
ASMLの2020年のEUV露光装置出荷台数は31台。
21年は約40台、22年は約55台を計画。23年は60台目標。
EUV露光装置は、ロジック半導体だけでなく、同じく微細化による高速大容量化が進む最先端のDRAM製造にも導入され始め、既に2月には韓国のSKハイニックスが先端DRAM製造に向け、ASMLと5年間で約4500億円のEUV露光装置購入契約を締結。
3月にも、インテルが7nmCPUの製造にEUV露光装置を本格活用していくと表明。
4月は、DRAM市場シェア4位である台湾のNanya Technologyが、EUVを採用した先端DRAM製造工場建設を発表。
EUV導入で独走中のTSMC、猛追するサムソンも導入加速が見込まれ、「EUV露光装置争奪戦」の様相を呈しつつある。
2022年6月期最終利益1億5000万円黒字転換予想。予想EPS25.76円。8月31日終値2613円で、今期予想PER101倍。割高ながら、中期経営計画で2023年6月期最終利益3億6600万円最高益更新、2024年6月期最終利益5億9100万円連続最高益更新目標。
7月15日付で、丸三証券が投資判断を新規に「買い」。目標株価を4800円に設定。2022年6月期最終利益を4億4000万円黒字転換で最高益更新予想。予想EPS75.2円。2023年6月期最終利益も8億円連続最高益更新予想。予想EPS136.6円。今期予想PER34.7倍。来期予想PER19.1倍。時価総額153億円。
年末年始より「2021年は光・レーザー関連が大テーマになる」と予想。
6951日本電子が、8月31日にかけ8140円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2012年9月安値304円から26倍高に。4月14日にゴールドマン・サックス証券が投資判断を新規に「買い」、目標株価を8000円に設定。
6920レーザーテックも、8月31日にかけ24160円へ一段高。上場来高値を再び更新。2008年12月に付けた上場来安値50円から483倍高に。

高山緑星さんは、本名の前池英樹で新生ジャパン投資という投資顧問会社の代表にもなっています。

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