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創業76年集大成。 組織が変わる瞬間

2022年8月6日(土)はTAKAYAMA 創業76年51期の年4回行う全社会議の最後を締めくくる会を行いました。

2か月前に幹部会議をした時に、「これから全社会議を私達に任せて下さい」と言ってもらって、リーダー陣に任せ、今回初めてリーダー主導型の全社会議でした。

TAKAYAMA 全社会議の歩み


TAKAYAMAにとって全社会議には強い思い入れがありました。
2014年に㈱高山に入社した時に、このままではこの会社終わってしまう。
社長と社員の考えも、向いている方向もバラバラで、人、モノ、カネ、情報全てに大きな課題を抱えている状態でした。

「自分がやらなきゃ、誰がやる。自分がそう感じたなら、自分が火中の栗を拾う覚悟で全員集合型の会議をやろう!」そう思い、キックオフ会議を行い、クレド作成や、チームビルディング研修&会議、各メンバーの一人一人のビジョンや目標プレゼンなど、その都度の組織の課題に合わせて設計して行ってきました。

一つひとつの全社会議が私にとっては、TAKAYAMAが少しずつ変化してこれた場であり、機会だったと思います。

創業76年51期8月決算を目前とした今期最後の全社会議

今回の全社会議前半では、リーダーが企画・ファシリテーションしてくれました!二人とも以前のご自身の殻を破り、みんながイキイキ・楽しく発表や発言できる空気・雰囲気を作ってくれていました。

午前中は、一人ひとりのこの1年の目標、出来た事、出来なかったこと、感動した事・心に残っている事、これからの成長テーマについて、発表してもらいました。

一人ひとり、ビジョン・ミッションを持ちながら、目の前の仕事に一生懸命取り組んできてくれたことがプレゼンテーションかた伝わってきました。

中々、思うように成果が上がらず悩まれたメンバーもいました。
ただ、本人も、上長も本人の可能性を諦めず信じ続けたことで、あることがきっかけでブレイクスルーを起こしました。
先輩方も驚くほどの成長を遂げた若手メンバーが何人も輩出されました!

人には、長所・強みがあれば、短所・弱みもあります。
良い時もあれば、何やってもうまくいかない時もあります。

うまくいかない、成果が上がらない時は誰よりも本人が苦しいものです。

そんな時に、本人も周囲のメンバーも辛抱強く諦めずに前を向き、最善の道を歩み、改善しつづける。痛みや苦しみがバネとなって、ある時にある事がきっかけとなって大きく飛躍できる!人は変われる!組織もよくなれる!
そんな大切なことをメンバーのプレゼンから感じました。

良い上長とは、ある意味で沢山の失敗や泥をかぶってきて、
中々成果出せない、成長出来ない悔しさや苦しさを体験してきた中で、
メンバーへの愛や真心を持てる方ではないかなと思います。

人を自分の常識・正しさの知覚で判断するのではなく、
どれだけそのメンバーの可能性を信じて、違いを受け入れ、愛を持って関わる事が大切な事だと思いました。

経営者としての喜びの一つに、この「可能性を感じる瞬間
そしてメンバーや組織が「変わる瞬間」 
成長していく姿」が本当に喜びだと感じます。

また、人生も経営も「まさか」の連続です。
今年はバックオフィスグループで、突如入院される方が2名いらっしゃいました。経理業務の仕事なので、止められない仕事ですが、本当にみんなで「支え合い・助け合い」素晴らしいチームワークでその危機を乗り越えてきました。本当にTAKAYAMAメンバーの「支え合い・助け合い」の精神は素晴らしく一人一人の貢献の在り方を尊敬しています。

これからますます世の中は混迷のVUCAな時代になる中で
自分だけの力で生きて行く・仕事していくより、本当に信頼できる方同士が「支え合い・助け合う」ことで、困ったときはお互い様の精神で、色々なまさかの危機も乗り越えていけるものだと、気付かせてもらいました。

事業承継&DXカンパニーへの挑戦の1年での変容の実績

約1年前に、事業承継とDXカンパニーへの業態転換の意思決定と全体発表をしました。なんだか3年前くらいに感じるほど、濃厚な1年でした。
全ては書ききれませんが、この1年での歩みを下記します。

■2021年9月~12月 挑戦してきたこと
・事業承継&DXカンパニーへの挑戦を全社会議で共有
 「共に働くを幸せにPJ発足」
・文具店のスペースを、ABW(アクティブ・ベースド・ワーキング)いつでも、どこでも、働ける場を企画・デザイン・リノベーション。

・文具店、75年の歴史を無事に完了出来ました。

・自社で行ってきた、Kintone,テレワーク、オンラインセールス、会議のデジタル化、ペーパレス化、デジタルマーケティング、サイバーセキュリティを新商品サービス設計。


各スペシャリスト輩出し、更なるお客様への価値をお届け

「DX体験ツアー」という、唯一無二の、顧客体験価値創造を設計。・会社パンフレット、名刺、Webサイト、看板とアップデート。 4ヵ月で新たなコーポレートリブランディング。などなど

■2022年1月~8月
・1月11日に事業承継と「DX体験ツアー」スタート

事業承継後の全体写真
初のDX体験ツアーオープン。当日は各メディアの方にも取材頂きました。

・DX体験ツアーは約半年間で50名以上の方に体験して頂き、
 5点満点中4.8点の満足度を頂く、新たなTAKAYAMAの顔になりました。

2022年2月TGA 審査員賞受賞
アトツギ甲子園 東北ファイナリストとして4分ピッチ

■各メディア掲載・各経営賞・ピッチをさせて頂きました。

河北新報社様の朝刊記事
宮城県初! 経産省・IPA正式認定 「DX認定企業」

その他にも数多くの新たな取組が進みました!
・デジタルマーケティング支援の「Webセンニン」リリース

・新インターンシップ リリース。 学生から大好評


・サイバーセキュリティ対策のトータル支援/全国初となる民間企業として県からのサイバーセキュリティ講演を4度受託し、社会に貢献しています。

・TAKAYAMA ノウハウブログ「neXus」

仙台オフィス開設し、メンバー一人ひとりの働く環境の支援。
 会社でも、テレワークでもサテライトオフィスでも、自分の最適な働きが出来る環境と制度を充実させました。

・そのほかにもオフィスカジュアル制度から、SNS発信、各主要商品のフォロー会、人事評価制度、成長支援などのアップデートなど本当に数多くの成長の一年でした。

TAKAYAMAの魅力・強み 一人ひとりの個性豊かな人間性

午前最後のプレゼン終了後に、みなさんに
TAKAYAMAの魅力・強みは何だと思いますか?
という問いを出しました。

ほぼ全員からの答えは
・一人ひとりが個性豊かな人間性。違いを認めあう相互尊重
・真面目で、前向き・積極的・プラス発想なお人柄の集団
・長所伸展で、挑戦できる風土
・若手でもベテランでも、成長意欲ある方が成長出来る環境
・皆で支え合い・助け合う、心優しい風土
・時流に合わせた働き方・商品・サービスが豊富にあること
・70年以上積み上げてきた、ヒト、モノ、カネ、情報の資本基盤盤石

私自身が魅力・強みだと思っている点と、メンバー一人ひとりが思っている点が「統合・一致」する瞬間でとても嬉しかったです!

組織が変わる瞬間。経営者としての在り方が変わる時。

一方で、今期の反省点もいくつもあります。
その中で、最も課題と感じているのが、お客様満足を追求していく
時間の確保」があります。

今期は数多くのDX・挑戦をした一方で、最も大切なことは
お客様満足、社員幸福、会社繁栄を通じ、社会に貢献していく」ことであり、お客様への貢献の時間が少なくなってしまった事が最大の課題としてあがりました。

各グループに分かれてのグループディスカッション、ファシリテーションには私は一切入らず、ただ一人ひとりの発案・意見を傾聴し観察する事に努めました。

若手メンバーがファシリテーションを行い、全社員が自由闊達にそれぞれの意見を出し合い、問題提起していく姿勢がとても頼もしく素晴らしいと思いました。

戻ってきた当初は、「どうやったら、この会社をよくしていきたい!もっとお客様の為に貢献したい!と社員に自主的に思ってもらえるのだろうか。。」と頭を悩ましてきました。

「責任 自分が源」で自らが発案し・行動し変革をどんどん先陣きって引っ張るスタイルで今まできましたが、
この時を境に、私は見守り・承認受容し・支え導く在り方にシフトする時が来たなと感じました。

本当に的を得た、核となる意見と同時に
正直、歴代の会社経営で大切にしてきた事・私のこれまで行ってきた想いや背景を汲み取ってもらえていない言葉・意見・発案もありました。
心の中はチクチク・ぐさぐさ感じる言葉もありました。
ただ私は、正直それも受容することが大切だと思いました。

大切なことは
お客様満足、社員幸福、会社繁栄を通じ、社会に貢献していく」為に
効果的な働き方、仕組に、時代と合わせて変革と調和させていく事。
対立・分断ではなく、 変革し調和する事が大切だと思っています。

それを一人ひとりが主体的になって、発案してくれている事の方が価値があると思っています。

最後に、全員に言いました。
「素晴らしい発案も行動しなければ、何の意味もなしません」
「この意見や改善点は誰がするのでしょうか?」
「自分自身が、この問題や課題をなんとか改善したいと思うなら、自らがリーダーシップを発揮して進めてほしい」

「私は、その話を聞かせてもらって、最終的に共に会社全体の最適に調和する支援と意識決定と、成功するための支援に回ります。」
「そして、リーダーは責任をもって、成し遂げられるように推進して欲しい。リーダーが決断したことを、みんなは尊重に支えてあげて欲しい」

そんなメッセージをしたところ、
はい!私がDX化の長を務めます!
「はい!私が!」「はい!私がやります!」と次々に手と声があがり、
それぞれのメンバーが、それぞれの改善委員会のチーム形成を作り上げてくれました。

私は感動しました。
こういう「自主自立型の人財」が未来を創っていく。
そして「共に」の精神で、それぞれのグループの垣根を超えた横断的
プロジェクト委員会が自然的に発足しました。

なぜか、ギャルピースでの決めポーズ

今回、私が感じた事は
一人ひとりの社員が理念・ビジョンを追求するなかで
自からが源となって、みんなと知恵を出し合い、話合い、出てきた意見を
自らが決断する時に、組織は変わる。

自らが源になって、より良き方向にやる!と決めた瞬間に
今まで動かなかったこと。動けなかったことも動き始める。

そういった人財が一人でも、二人でも、否多くいればいるほど、
ここから必ずTAKAYAMAはよくなる!
ますます、よくなることを確信した全社会議でした!

そして私達は「共に、働く仲間」を探しています。
また「共に、新たな価値を創造していくパートナー」を求めています。

このブログを読んで、少しでも興味を持ってくれ
・一緒に働きたい
・何か一緒にコラボしたい
そう感じてもらえる方がいたら、是非私にメッセージ下さい!

「共に、働くを幸せに」実現していきましょう!







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