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君たちはどう生きるか

市の図書館で、勉強やパソコンをするのに、よく学習室を利用するのですが、
休憩がてら図書館内の本棚をブラブラしていると、この本が目に止まりました。

宮崎駿監督のジブリ映画の方は今年、見ました。
はじめて一人で映画館に行って観た作品ですので、忘れることはないでしょう。
図書館の閉館時間まででは読み終わらず、貸出カードを初めて作り、
家で、寝る前にゆっくりと読みました。

もともとは80年前に出版されている作品で、こちらの本は2017年に漫画版で出版されたものとなっており、読みやすかったです。
小学生ぐらいでも、すぐに読めると思います。
主に主人公の中学生、「コペル君」と
コペル君の「叔父さん」との、やり取りで、
叔父さんが、コペル君に色々なことを伝えていきます。

親や、学校、世間体など気にし、言われた通りに行動し、教えた通りに生きていくのは、
それじゃ1人前、立派な人間にはなれないと言います。
「自分で考えるんだ」と叔父さんはコペル君に伝えます。

やり取りの中で、コペル君の日々の気付きや発見、成長に、感化された、
叔父さん自身も影響されていくことになります。

「正しいと思ったことは、護摩化したりせず行動に移す、頭の中だけに閉じ込めているものに意味はない」とコペル君を見て
叔父さんが、自身に言い聞かせます。

自分自身、今まで思い返すと、なにか大事な決断する際、他人優先で物事を、
決めていた部分があると思います。
自分の意志でハッキリ決めたことは、
15年以上働いた会社を辞めたこと、ぐらいでしょうか…笑

いま現在も、今後のことなど、バカにされたらどうしよう、何て言われるかなと…
周囲のことを、色々と気にしている自分がいます。
これからのことも、会社を辞めた時と同様に、自分の意志で選択し、決断していきたいです。

それと、自分の考えや想いを、文章やどんな形であれ、何かに表現や、発信していくことは、
大切だと感じました。

戦前の80年前、作者はこれを書いた時に、2017年に漫画版と再出版され、
作品をモチーフとしたアニメ映画になるとは思っていなかったでしょう。
現在も、自分も含め沢山の人に「何かしらのもの」を与える作品になっています。

考えや、思っている事、やりたいことを、全然うまく表現できないでいますが、
発信や表現、なにかに残すことで自分自身は「何かを」人に与えているんだと、考え、感じながら生きたいです。

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