心身に向き合えるトレーナーになる
2023年7月22-23日、《心のストレッチ》入門合宿を神奈川県にて開催しました。
《心のストレッチ》は、アスリートの心身に徹底的に向き合うトレーナーとして、トレーナー自身が自分の心身に向き合う場であり、トレーナーとしての結果を出せるようにするための場として2018年に生まれました。
その中でも入門合宿は、《心のストレッチ》における共通認識を学ぶ場として設定されており、今回は私がFacilitatorを務めた湯河原合宿の振り返りをしていきます。
本記事では具体的な内容よりも参加者や私自身の気付きや想いを中心に振り返っていきます。
入門合宿の具体的な内容はこちらを参考にしてください。
会場は神奈川県湯河原にある、『ご縁の杜』
こちらは《心のストレッチ》合宿でもよく利用している、リトリート施設。空間も食事もスタッフさんたちの雰囲気も、すべてが良いお気に入りの場所。
ここで2日間、スポーツトレーナーとして現場で必要となる心や身体のこと、自分のこと、施術のこと、現実の受け止め方、半永久的に成長し続けるための思考など多岐にわたって共有していきました。
《心のストレッチ》では講師と受講者という関係ではなく、Facilitatorはいるものの、全員が参加者となります。
そのためディスカッションなども積極的に取り入れ、一方的に知識や技術を教えるのではなく、参加者全員で場を作っていくことを重要視しています。
今回も様々な観点から一緒に意見を交換し、参加者が現在悩んでいることについては具体的に解決策を探し、たわいもない話から本質的な話になったり《心のストレッチ》ならではの時間と空間を過ごすことができました。
いくつか、参加者の方々の感想を紹介します。
スポーツ現場で必須な外傷への対応、慢性障害の評価・治療、トレーニング指導等で必要となる解剖学、運動学、メカニカルストレスの考察、その他具体的な領域の知識や技術。
大事な試合で最高のパフォーマンスを発揮するためのメンタルの構造理解。
両者の精度を高めるためのより抽象的な領域の言語化と実践。
そのすべての領域についてもっと深く理解し、もっと精度を上げて実践できるように。
《心のストレッチ》では現場で結果を残せるためにできる準備をひたすら積み上げていきます。
その中で出てくる自分の得意な領域、苦手な領域。
得意なものは120点を目指し、苦手な領域でも100点をとれるように。
それは私自身が自分に課している課題でもあり、Familyの皆さんと歩んでいきたい方向性でもあります。
普段目の前のアスリートたちと本気で関わりながら試行錯誤して、上手くいったところは共有して、上手くいかなかったところは相談できる仲間がいる。
トレーナーという仕事は現場では基本的に孤独。
だからこそ定期的に会える仲間がいて、自分は本当に成長できているか確認できる場でもあり、刺激をもらえる場でもあり、安心できる場でもある。
そんな《心のストレッチ》をこれからも作っていけたらと思います。
《心のストレッチ》入門合宿は希望者がいればその都度日程調整をして不定期に開催しています。
香川では赤山がFacilitatorとして、
神奈川では平山がFacilitatorとして、
それぞれ開催しておりますのでご希望の方は以下の公式ラインから、
「香川or神奈川で入門合宿希望です」とご連絡ください。
共に学び、共に成長し続ける皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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