《心のストレッチ》開催報告(2023.1.23)
《心のストレッチ》とは、成長し続けたいと願うトレーナー、セラピストたちが半永久的に成長し続けられる場。
詳しくはこちら。
今回は、入門合宿を終えたメンバー(Familyと呼ぶ)と共に行った《心のストレッチ》通常回(3時間)の振り返りを紹介していきます。(本文はFamilyの振り返りから抜粋、適宜Facilitatorをしていた平山が注釈を入れています)
近況報告
怒りの感情とは大分向き合うことが出来ている。
怒りの感情が生まれないことはないが、 何故、その感情が生まれたのかを俯瞰しながら考えることが出来ており、 怒りの感情に足を引っ張られ、前に進まないということが少なくなってきている。
こうして振り返ってみると、前回から今回において特に「協調性」に 対する囚われがかなりなくなってきている。
その要因の一つは転職かもしれない。
今年より新しい職場でお世話になっているが、率直に楽しく、 仕事に真剣に取り組めていることから、雑音が気にならなくなっている。 また、職場環境としても風通しが良く、空気感が軽い印象であるとともに、 新入職員としての私に対して、既存の方々のご配慮が大変ありがたい。 だからこそ、「協調性」に対する囚われがなくなっていると考えている。
また、自身の STR は心□、顔〇、頭〇である。 心が〇だったらな~とか思いつつ、 心が□であることや数秘におけるライフパスナンバー11、ソウルナンバー3 であることを考えると、そもそも協調性自体、頭で考えているだけで、 心ではそんなに大切にしていないのかな~ と捉えつつあることも「協調性」に囚われなくなっているのかもしれない。
また、相手の感情はコントロール出来ないということが自身の中で かなり腑に落ちていることから、無理なく過ごせている。
今回の課題
やりたいことに積極的に取り組めていない現状について
以前あったようなボトルネックの考えは大分解消されており、 行動に移すことや人の意見を聞くことに関しては素直に出来ている実感がある。
そのため、自身が仕事として始めたいことの第一歩は踏み出せている。 しかし、それが思うように進まない現状を課題として挙げた。
足がかりになっているのはやはり「心」。
心では本当はやりたくないと思っているが、 それを頭で誤魔化し、言葉で取り繕うとしていると。 更に踏み込むと、失敗を恐れている現状にも気付かされる。 先も述べたように第一歩は踏み出せている。 しかし、そこで上手く行くと思っていたことが上手く行かなかった現実に向き合わされ、 その結果を数字のみでとらえ、 「自分には価値がない」と思ってしまったのではないかと。 だから、心がそれ以上の失敗を恐れ、他人の目を気にし、 次の行動が取れていないのではないかとのことであった。
このように一つ一つ紐解きながら自身の精神と向き合わせていただくことで 混乱することもあるが、本当にすっきりする。
今回は自分自身、かなり思い当たる節があったのでそれを顕在化していただき、 やるべき事が明確になったため、現状では、次の行動を取ることが出来ている。
小児リハに関して
転職し、小児リハに携わらせて頂くことになった。 学生時代、実習先の外来にて小児リハを横目でみたことがある程度で その時には見学する機会もなく、 臨床においても携わることが無かったこともあり、 未知の世界であったし、正直苦手意識もあった。
しかし、友人の子供が低酸素脳症を患い、 障害を持って生まれてきたことから、 小児リハを身近に感じ、興味はあった。 また、何か力になれなかという思いがあった中での新天地での小児リハ。
向き合えと言われている気しかしない。笑
が、何をしたらいいか全くわからない。
そんな中、平山さんより、
・上手くいった介入方法
・上手く行かなかった介入方法
・どんなことが必要か、どうしていきたいか
・機能的に必要なこと を挙げてみましょうと。
…抽象的。 また言い訳をしている自分。
「小児リハ」ということを言い訳に そもそも機能的な部分の評価も出来ていなければ、 ご本人やご家族の HOPE や NEED に着目せず、 具体的な介入が出来ていないことに気付かされる。
そんな中でも、
・信頼関係を構築すること
・感覚刺激として接触することによる安心感を与えること
・発達段階を考慮し、伸展活動を促すこと
を教えていただき、今後の小児リハを進めるきっかけを与えていただいた。
ただ、こうして振り返ってみると、 そもそも今までの臨床自体が具体性なく進んでいたんだなと思う。
平山さんに facilitate をしていただいて約 4 カ月。
精神的には大分成長を感じる。
しかし、仕事の面においては本当にまだまだ。
改めて初心に帰って機能面から考察出来るように努めていきたい。
…努めていく!
肩関節不安定症について
Tさんの課題。Tさん自身が肩関節の亜脱臼をしているが、 向き合えていないこともあり、肩関節に症状のある client が来ても 根本解決に至っていない現状に悩んでいるとのことであった。
平山さんとの discussion において芯はありつつも、 素直に話しを聞き入れている姿はさすがであり、 課題に対する取り組みも短時間で多くのことを学ばれており、 日頃より忙しくされている中でも結果を出している要因がわかった。
肩関節の課題に関して、まずは、以前「肩関節周囲炎」の 課題で取り組んだことを復習も兼ねて私がTさんの肩関節を評価することに。
…上手く評価出来ず。
臨床において肩を触る頻度が少ない… もっと積極的に触り、学習したことを活かそう!
まとめ
3 人での《心のストレッチ》。 自身以外の視点や思考が知ることができ、 また一層、学びを深めることができた。 いつも平山さんには丸裸にされている感覚しかない。笑
しかし、恥ずかしさよりも失敗を恐れる自分よりももっとさらけだすことで 自分の成長に繋がると確信出来るからこそ、今後も継続して学びたい。
ただ、一方で振り返ることも大切だと今回改めて気付かせてもらった。 初心に帰り、臨床を深め、対象者の方の要望に応えられる存在になりたい。 平山さん、Tさんありがとうございました。 今後ともよろしくお願い致します!
Facilitator感想
今回は小児リハと肩関節不安定症について学びを深めていきました。課題は毎回参加者が「今」困っていることにフォーカスして、フルオーダーメイドで内容が決まります。今回のように比較的臨床的な具体度に向き合うこともあれば、精神的な部分に対して向き合うこともあります。
そのような具体と抽象を行き来することによって心も身体も成長し続ける場。それが《心のストレッチ》です。
平山のFacilitator回は参加者の希望に合わせて日程調整を行って不定期で開催しています。現在は月に2~3回の開催頻度となっており、基本はFamily向けの内容となっていますので、ご興味ある方はこちらの公式ラインを登録して入門合宿やOPEN合宿からご参加ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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