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『11日目』7月25日の日記

呪術廻戦を久々に読んだ。私は非常に遅れている、というよりも好きなキャラクターが早々に退場しており興味が薄れ気味だったところに大きなネタバレを読んでしまい萎えてしまった、と言うのが大きい。
なのに何故読んだか。
本家が芸人キャラをめちゃくちゃに擦っており、それから飛び火して二次創作でコウメ太夫が呪術廻戦の中でとてつもない強さという定義がされていたのを見て爆笑したからだ。
スレッドによる二次創作の面白さのひとつに提示したものを他人が勝手に拡大解釈し、原作の設定と擦り合わせそれっぽい理屈をつけて成り立たせていくというものがあると私は思っている。
何故かそれでコウメ太夫が五条悟と両面宿儺の闘いに第三者として参入してる上になんか善戦する流れになっていて、集合知識の偉大さを実感した。もっと別のところで実感すべきだと思う。
『絶対に「ちゃんちゃかちゃんちゃんちゃちゃんちゃちゃんちゃん」から始まらないといけないという<縛り>』『六道のうち、「畜生」道だけを使うという<縛り>』『Twitterという場を使い、数年前から全世界に術式開示しているから呪力が増幅しており、残弾は600を超える』など、本当にそれっぽいのがまた面白い。実際、コウメ太夫という芸人はまいにちチクショーというタグでネタを更新しているのだが、上の句と下の句の繋がりが常人には理解できない上に、下の句が『強い』。「圧力、圧政、自由なき世界でした〜」とか誰も思いつかないだろう。でも漫画にすると一気に強くてカッコよくなる。なんだコレ。
こういう馬鹿馬鹿しいクロスオーバーネタが大好きで、オードリー春日がフォーリナーとしてFGOに登場したら、なども面白かった。
『絶対に壊れないと言われていた椅子を壊した逸話から椅子という概念を破壊することが出来る』『旧支配者を春日の"ここ"に収めることにより人類に害を及ぼすことを封じている』。なにを食べていたらそんな発想が思いつくのか。何を言っているのか。そして何故芸人への解像度が高いのか。
ちなみに最近だとにじさんじ甲子園の非公式用語として『呪力』『領域の乗っ取り争い』などが出てくる。しかも昨年までの代表プレイヤー/監督が研究会と称してライバーのデータも解析し、コメント欄が呪力について話していたりもする。甲子園で戦おうというお祭り企画においてそんなことあるんだ……。
どちらもサイトや動画でもまとめられているので騙されたと思って見てみてほしい。概要欄に出典があるのは大丈夫だと思うので。
多分、私に騙されているので。

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