見出し画像

手帳シーズンが到来した

8月にもなれば、各社、来年の手帳のラインナップや販売を開始するようになり、手帳に興味津々の民は心踊るシーズンの到来となる。
今年も各社、様々な手帳を用意しているようで、定番品から目新しいものまでよりどりみどりで目移りしまくって、決定疲れするほど沢山ある。

かくいう私も手帳好きだ。
何が好きなのかを問われると、答えは日々移ろうのでズバリとは言えないのだが、一言にまとめるなら「存在が好き」なのだと思う。
手帳というプロダクトは、使われるために存在しているのだと思うのだが、ただ存在しているだけでも美しく、所有欲を満たすものだと感じている。
時に、自分の文字が記入されることに抵抗を感じるほどに、存在するという、ただそれだけで満足だと思うことは多い。

とはいえ、使い勝手だとか紙の善し悪しだとか、そういったことも気にはなる。
道具としての手帳というものにも興味はあるからだ。

2023年の今年も、様々な手帳を書い、ノートを試し、リフィルを入れ替えてきた。
結果として、現在最もしっくりきているのが「B6方眼ノート」に何でもかんでも書く、というものだ。
2022年末から使い始め、商品を替えながら試すこと3冊目なのだが、この方法が一番書き漏らさないという点では優れているように思う。

方眼ノートなので好きなようにフォーマットを変化させることができるし、B6サイズなので持ち歩きに困らず、書くスペースはそこそこ確保できる。
長所と短所は「1冊に時系列に内容が記載されている」ということだ。
長所として見れば、日付で検索をかけるには向いているし、なんでも書いてあるので取り零しがない。
短所として見れば、欲しい情報に辿りつきにくく、別日に書いた内容の続きを書く時に分散してしまう。

このあたりは永遠の悩みで、結局のところ、別のノートなり手帳なりに重複して書くしかないのだろう。
そこを丁寧にやれるタイプではないので、毎回「あの頃に書いたはず」と思いながらノートを捲ることになるのだが。
インデックスを貼ってみたりもしたが、インデックスだらけになって意味喪失してしまった。

今年は、ちょっと心が疲れているのか、例年ほどワクワク感が無いのだが、それでもチェックはしている。
2023年で買わなかった手帳で気になっているものもいくつかある。

まずは、登場してからずっと買い続けていた「ほぼ日手帳weeks」だ。Weekly-LeftというスタイルでB6変形というサイズ感は、システム手帳のバイブルサイズと似ている。システム手帳にシフトしようとしたものの、何故か書き漏らすことが多く、1冊に纏まっているほうが良いのでは、という意識が高まっている。

次に、EditのB7サイズ。
これは2022年に使っていてなかなか便利だったのだが、B6ノートになんでも纏めるならいらないだろうと決断。しかし、なんだかんだあると便利だと感じた。
ただ、同サイズのノートが発売されているので、そちらのほうが日付けを意識しなくて良いのかもしれないとも思っている。1日1ページという縛りがあると、何も書けなくなることは案外多い。

そして毎年悩む、ほぼ日手帳Planner。
これはもう、見た目の問題だ。見た目が良すぎる。毎年変化しないところが良いし、オリジナルよりも中身がスッキリしているのが良い。
ただ、A6サイズで1日1ページの縛りが使い難さを想像させるので毎年二の足を踏み、去年は買わなかった。今年はどうしたものか。weeksを買うついでに買ってしまいそうな予感はある。

とまあ、現段階でもあれこれ考えているが、8月に10月始まりを買い、失敗して12月始まりを買うということもよくある手帳好きの買い物であるから、結果がどうなるかは、全く読めないのであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?