満腹を憎めない
満腹にならないように気をつけている。
やはり満腹まで食べるのは、身体に良くないそうだ。
食べ過ぎが良くないのは当然だと思う。理解できるし、体感もしている。
ただ私はどうしても「満腹」という言葉を憎めない。
「満腹」という言葉には、堂々とした豊かさがある。それからどことなく可愛い。
この可愛さは「まんぷく」とひらがな表記すると分かりやすいかもしれない。大変ポップでハッピーだ。
「まんぷく定食」「満腹コース」「大満足まんぷく弁当」「まんぷく食堂」
どうでしょうか。いま適当に考えたネーミングにしては、どれも美味しそうじゃないですか。これぞ「満腹」の力。
私はドラゴンボールで悟空が満腹になるまで食べるシーンが好きだ。あんな風に中華料理を満腹まで食べたい。
中華料理を食べる際に、満腹を我慢できるか心配である。私の中では「中華料理」と「満腹」はセットになっている。
満腹まで食べてこその中華料理だと思っている。回転テーブル一杯に並らんだ中華料理を次々と食べたい。
私は、身体を労わりつつ次々と食べる方法を考えた。空芯菜とか野菜炒めとか、そういうヘルシーな中華料理を回転テーブル一杯に並べれば良いのではないだろうか。空芯菜を次々と食べ、私はめでたく満腹を味わうのである。解決。
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