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プログレレビュー「The Dark Side of The Moon」


遂にこのときがやってきました。プログレ、嫌、ロック史上最高の名盤かもしれないこのアルバムを紹介するときが…!!
まあこのアルバムのレビューはとんでもなく多いと思いますので、ここは僕なりのアプローチで、稚拙ではありますが簡潔に紹介させていただきます。
ぜひ、このアルバムが気になっている方はご一読ください。


一回目「?????????」

まあ、改めて言うまでもないですけど、このアルバムはとてつもなく評価が高いアルバムです。
 しかし僕は最初このアルバムを理解できませんでした。
というのも僕はこのアルバムのジャケットに惚れて買いました。
いわゆる衝動買いってやつです。
で、聴くじゃないですか、びっくりしました。というか、一瞬ビビりました。
一曲一曲がシームレスに繋がり、まるで長いクラシックを聴いたあとのような。
緩急は激しいですが、テンポが一気に上がったり、激しくなったりしない。
アルバムの統一感が半端ではなく、40分が短く感じられました。
しかし、そのときは良さがわからなかった。
何故なら、僕は当時、激しくテンポの早いロックが好きでした。なので「激しくないなんて面白くない!」なんて思っちゃってたんですね。まあ今考えたらものすごく甘かったですが。
なので僕はプログレにはハマりましたが、もっぱらイエスやジェネシスを聴いていました。

もう抜け出せない狂気地獄へと…

初めて聴いた当時の僕はそんなことを言っていましたが、もう一度通しでこのアルバムを聴く機会がありました。
歌詞カードを読み込み、イヤホンで聴き込みました。
そこで初めてこのアルバムの良さに気づいたんです。

40分という時間を感じさせない一音一音のバランスの良さ。

アルバム全体の雰囲気の凄さ。特に音がないところも、メロディでないところにも緊張感が漂い、息をつかせぬ流れを作り出している。

歌詞の深さ。そこまで難解ではないが、哲学的であり、アルバムのコンセプトを引き立てている。

メロディのキャッチーさ。「MONEY」や、「ECLIPSE」などがわかりやすいが、とても親しみやすいメロディ。

アルバムを構成する要素として大きなものを挙げてみましたが、やっぱりこれを通して言えるのが「構成の良さ」ですね。
メロディから曲の間、SEに至るまで緻密に作り込まれているので、世界観に浸ることができます。いわば、一音たりとも聞き逃す余地が与えられないんです。
それは何を意味するか…
そう。ドハマリしたんです。
アルバムの構成の良さに惚れて、一時期は毎日聴いていました。

まとめ

もしプログレを「難しそう」「堅苦しい」と敬遠している方も、勇気を出して一回聴いてみましょう。
新たな世界に踏み出すことができます。
一度偏見を捨てて、プログレの世界に飛び込んでみましょう。
(あ…、もし邦楽のほうが良いのでしたら、こちらもおすすめです。)


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