デジタル敗戦を二度と繰り返してはならい・・・
おはようございます!
岸田首相は、
マイナ保険証の記者会見で、
そのように説明しました。
ちまたでも、
マイナ保険証の失態ごときで
DX化を遅らせる愚を犯すべきでない
という意見があります。
私も国のDX化を加速させて、
世界の流れに遅れない環境を整えるべき
と考えます。
*
一方で、気になることもあります。
マイナンバーカードは究極的には、
徴税・徴兵マシンとなるだろう
と私は想像しています。
それは国民として受け入れるとして、
国の権力側の透明性は
DXでどう担保されるのかと思うのです。
公文書の公開で、
黒塗りののり弁のような文書を見るにつけ、
DX化は進まないのだろうと想像します。
だいぶ前に、
POSシステムを拡販する手伝いを
したことがあります。
とても苦労しました。
何故なら、小売店の店主は
正確な売り上げを記録して
税金を捕捉されるのを嫌ったからです。
病院が医療保険機関に発行する請求書
のDX化も遅々として進みませんでした。
理由は、デジタル化された請求書は
コンピューターで簡単に
不正を見つけられてしまうので
病院側が嫌ったことがひとつ。
もうひとつは、審査する側の仕事が
なくなってしまうからでした。
そして、こうした本当の理由は表に出ず、
使い勝手が悪いとか、
お金がかかるとか
様々なできない理由が挙げられるので
始末に負えません。
*
ことほど左様に、
DX化にはブレーキがかかるものです。
国は自分たちの透明性を
加速させる姿勢を
見せてもよいのではないでしょうか?
古人曰く、隗より始めよと。
今日もよろしくお願いします。
安島
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