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プロの柔軟性

おはようございます!
 
私は山岳部出身です。
 
そのため、私のかばんは
昔からリュックでした。
 
プライベートで手提げかばんを
持つことはほとんどありませんでした。
 
山出身なので、
形だけのリュックでは満足できず、
山の道具屋さんで
リュックを求めていました。
 
それが高じて、
ビジネスシーンでも
リュックを使い始めたのは、
もう10年以上前でしょうか。
 
当時は奇異な目で見られましたが、
えいやっと使ってみました。
 
そのうち、女性がスーツに
リュックを使いだしたのを見て、
このトレンドは間違いないと思いました。
 
しかし、困ったことが一つあります。
 
スーツが摩耗して
切れそうになることです。
 
腰のあたりでしょうか。
横一文字に擦れて、
見た目も悪くなります。
 
リュックをつくる方は、
頑丈につくろうと考え、
ごわごわした素材を使います。
 
スーツをつくる方は、
シルエットを意識して
かなり薄い生地を使います。
 
リュックをつくるサイドは、
背中に柔らかいパッドを
付けられるようにしていますが、
もう一つ上の工夫を求めたい。
 
そして、特に、頑固さを感じるのは、
スーツをつくるサイドです。
 
摩耗しない生地を開発するとか、
背中の部分だけ厚手の生地にするとか、
スーツ風ジャケットを開発してくれたら
すばらしい。
 
スーツの仕立て屋さんは、
伝統的な仕事で、
プロ意識が強そうですが、
そういうプロにこそ、
環境に合わせた工夫を
見せてほしいと期待します。
 

 
同じように、
お医者さんにも
期待していることがあります。
 
オンライン診療です。
 
日本の医療制度では
フリーアクセスといって、
健康保険証一枚あれば、
日本全国どこの病院にもいけます。
 
それはそれで素晴らしいのですが、
それは患者が病院に行くことを
前提としています。
 
高齢者は歳とともに、
病院に通えなくなりますから、
その時はお医者さんが
患者さんの家に向かいます。
 
それをさらに効率よくするには、
オンライン診療を使いこなすことです。
 
そうすれば、
体や心の調子が悪くて
外に出られない患者さんに
医療を提供することができます。
 
医療は日進月歩で発展しますが、
それにアクセスできなければ
何の意味もありません。
 
オンライン診療の使いこなしを
プロのお医者さんには期待しています。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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