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自己否定

おはようございます!

法然上人の浄土宗の学校に
通わせていただいたので、
浄土真宗にも関心があります。

ほとんど理解できていませんが、
浄土真宗の親鸞には、興味があります。

その当時、世の中は飢饉と震災で
餓死者がおびただしかったと聞きます。
そのような厳しい時代に、
念仏を唱えれば浄土に行ける
などという話に耳を傾ける人は
ほとんどいなかったと思いますし、
お坊さんが教えを説くなどということは、
受け入れられなかったと思います。
すさまじい反撃を受けたはずで、
その中で何が
彼を突き動かしたのでしょうか。

さらに気になるのは、
真面目に信心を積んでいる人も
浄土に行けるが、
信心がない悪人こそが浄土に行けるのだ
とそれまでの価値観を転倒させたことです。

最後には、自分がこだわってきた念仏さえ
唱えなくても浄土に行けるとした
徹底した自己否定、自分の仲間否定です。

自分の考えを
年とともに先鋭化させていく人は
多く見受けますが、
それをひっくり返すということは
なかなかできないことだと思います。

今日もよろしくお願いします。

安島

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