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リスキリングをリ・シンキング

おはようございます!
 
やはり、リスキリングはヘンです。
 
仕事に必要な技術は、
基本的に
個人に蓄積していきます。
 
例外は、
会社が用意する
そこにしかない工作機器の使い方などです。
たとえば、JAXAの
宇宙船管制装置の操作です。
 
今対象とされているスキルは
そうしたものではなく、
情報技術など他でも使えるものです。
 
そうした技術は、
個人が自分の給料を削って、
授業料を払い、
身に着けるべきもの
と私は考えます。
 
自分の給料から出すので、
何を学ぶかよく考えます。
 
はやりの情報技術を学ぶべきか、
はたまた、
コミュニケーションスキルを学んで
AIに仕事を取られないようにするか。
 
教えてくれる学校も調べます。
この調べる段階で、
かなりの技術は学べているわけです。
 
そして、お金と時間を使うので、
無駄にならないように真剣に学びます。
 
だから、自分の技術は、自腹を切って
身に着けるべきと私は思います。
 
仮に、会社にお金を払ってもらうのならば、
その技術は会社のものなので、
自分はその会社で働き続けるのが筋です。
 
そうではなくて、
他の会社に移る選択肢を確保したければ、
自腹で学ぶべきです。
 
企業留学などはそうあるべきと考えます。
 
にもかかわらず、
どうも最近取り上げられている
リスキリングは、
社員に会社が施すようなニュアンスです。
 
百歩譲って、会社が必要としているならば、
会社が自腹を切るべきで、
国が払う筋合いのものではないでしょう。
 
たいして緊張感のない社員が、
基礎的なOffice操作を、
しかたなく学んでいる姿が
イメージされます。
 

 
ただ、このようなことを書いている私は
誰から学んだことが多いかと言われると、
間違いなく、お客様からです。
 
お金をいただきながら、学んだのです。
 
偉そうなことは言えず、
感謝するしかありません。
 
そうしていただいたものは、
また別の人に手渡していくしか、
帳尻はあわせられないのです。
 
贈与経済です。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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