見出し画像

フラガールの逞しさ

おはようございます!
 
私の実家は福島県いわき市にあります。
 
昔は、常磐炭鉱といって
山で石炭を掘っていました。
小名浜港はソ連からの材木を
輸入していました。
 
少し前ですが、
フラガールという映画で
有名になりました。
 
いまのハワイアンズです。
 
私はこのハワイアンズに感心しています。
 
常磐炭鉱には多くの人が移り住んできて、
街をつくり暮らしていました。
 
どこの炭鉱もそうですが、
戦後の石油の利活用によって、
衰退し閉山していきました。
 
しかし、その過程は大変だったようです。
もともと気性が荒い人たちの集まりです。
リストラなどしようものなら、
労使紛争が起こり、
刃傷沙汰になることもあるほど
だったようです。
 
そのようなとき、
地元の政治家の先生は山に入り、
一升瓶で酒を酌み交わし説得し、
大騒ぎをしながら
炭鉱夫とその家族を
山から降ろしていったそうです。
 
新しい、産業に人を移動させていたのです。
 
その荒々しい炭鉱夫の奥様たちは
フラダンスの衣装を着て踊って
観光を起こそうとしたのです。
 
この逞しさが私は好きなのです。
 
山もありましたが、港もありましたので、
考え方が広々としていたのでしょうか。
 
この逞しさは、私のふるさと自慢です。
 

 
コロナで需要が冷えたといって
無利子無担保融資を何兆円も準備したり、
円高で輸入品の値段があがったといっては
補助金を出したりする。
リスキリングといって
これから生成AI が侵食していく
SE分野を強化する。
 
常磐炭鉱で荒くれ物の炭鉱夫を
山から降ろした先生方の胆力と
それに応えたフラガールの逞しさ
を思い出してしまいます。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?