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自己責任の若年化

おはようございます!
 
どこかに金は不浄なものである
という意識があったようだ。
 
そのように、倉本聰さんは、
父君のことを思い出して書かれています。
私の子供のころにも、
そのような雰囲気がありました。
お金の話を大人の前ですると、
ぶんなぐられた記憶があります。
 
今となっては隔世の感があります。
私などは、そろばんの話を
生業としているようなもので、
その先頭を切って走っている気がします。
 
何故、タブーでなくなったのかが
昔から気になっています。
大人になり、成熟し、
自分を制御できるようになるまでは、
お金に触れてはいけない
ということだとするならば、
1.今の子供は早くから
成熟するようになったのか、
2.お金は成熟していない子供
でも触れて良いものだとする人が
過半を超えたのか、
3.そもそも、人は成熟などしなくてよく、
自分を制御しなくても良い
とする人が過半を超えたのか。
 
子供であっても何をしてもよいのだ、
自由なのだ。ただし、自己責任の範囲でね。
そう考える人が増えてきた気がします。
自己責任の若年化とでもいうのでしょうか。
 
それが、よいことばかりではない
と私は考え直しています。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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