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ダブルスタンダードも悪くない

おはようございます!
 
世の中には、政治の世界と同じように
宗教の世界があると気がついたときに
世界史の理解が一気に進みました。
 
そのようなことを以前書きましたが、
それでは何故、宗教があるのか?
という疑問がわきました。
 
宗教の話は浮世離れしている印象があり、
すんなりと心に入ってくることは
ありませんでした。
 
その後、「宗教は逆説」だと聞きました。
現実の世界における価値観と同じ価値観で
宗教がつくられていたとすると
とてもではないが、
現実の世界で苦労をしている人は
救われないということでした。
 
仮に、現実の世界において、
向上心を持て、努力をしろ、
結果は自己責任だといわれて
疲れ切ってしまった人がいて、
宗教の世界を覗いても、
同じように努力をしろと言われたら
とてもではないが、その人は救われません。
 
だから、宗教は浮世離れしているのだ、
本質は逆説なのだ
という説明でした。
 
今のところ、
私の中では比較的しっくりくる説明です。
 
政治と宗教の世界が二つあることが、
世の中の安定に貢献している気がします。
そうでないことも目にはつくのですが、
一つしかなかったら、
もっと救われない気がします。
 
宗教に限らず、
複数の考え方があること、
ダブルスタンダードであること、
多様性があることが
色々なところで安定をもたらす気がします。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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