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何をやるかより、誰とやるか

おはようございます。

誰とやるかを大切にしたい。

グループ経営がテーマになると、
核となる事業は何か、
シナジーのある事業は何か、
新規に準備すべき事業は何か、
どの企業と提携すべきか、
等を議論することになります。

そして、その事業展開を
ストーリーとして語ります。

しかし、その時、
人が置き去りにされている気がします。

そもそも、創業した人たちは誰なのか、
何を思って創業したのか、
紆余曲折、試行錯誤の歴史の中で、
何を大切にしてきたのか、
それはどのような人たちであったのか
将来に引き継ぎたい考え方は何か、
それを引き継げる人はどのような人なのか。

自分たちの会社の将来を
仲間内で話す時、
私はそうした人の話をします。

必要な事業があれば、
その事業会社と提携すれば済みます。
事業は二の次です。

それよりも、
誰と手を携えてやっていくのかが
気になります。

そういう話をしていくと、
組織の価値観だとなります。

ただ、それも私には部分のことにすぎません。

そうではなく、
言葉にしにくいテイストのようなものです。

無理に言語化する必要はなく、
あいつと、あいつと、あいつだと
簡単に心に浮かびます。

会ってみれば、
この人と組めるかどうかは
すぐにわかります。

その感性を大切にして、
構想を練ることです。

事業とか戦略とかは表座敷の話で、
誰とやるかというのは裏の台所の話です。

経営の近代化というと、
表座敷の話が前面に出てきて、
台所の話が後回しにされがちです。

気分の良い仲間と組めれば、
事業は時代にあわせて選んでいけばよいのです。

今日もよろしくお願いします。

安島

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