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どれが私の生きるみち?

子供の頃、最初になりたいと思った職業「お花屋さん」確か幼稚園の年中か年長くらいの頃

小学生になり、放送委員会に出会い校内放送に夢中!
将来は放送関係の職業に着きたいと卒業アルバムに書いていた。

何故か中学時代は将来と言うものに無頓着で、何になりたいのかなんて考えもしなかった。田舎から都市部に転校して、馴染むのに必死だったし。

友人関係の複雑さや様々な性格・人格の人を初めて意識し、そんな周囲に順応しつつ自分を貫く難しさや、改めて自分はどうしたいのかを自分で決めていかなければならないことに薄々気づき始めたころでもあった。

結果は自己責任 色々な経験から少しずつわからされてた。

高校は女子校で、公立に落ち一応傷心で入学した割には素晴らしく楽しかったし長く付き合うこととなる友達とも出会った!
初めて親以外の友達と真剣に将来を語り合い、「看護師」になりたいと思った!友達は助産師!

ところが…。

私も友人も滅法苦手だった理数系科目
人生最低点数13点を基礎解析でとってしまい青ざめた私と、化学で人生初赤点をとった友人はあっさり進路変更。

友人は好きな美術のみち 私は今の職業を目指すことに。
幸いどちらも文系ユルフワ…。

友人なんて高校美術展で賞をもらっちゃって、そのまま美大へご入学✴️

私はと言えば…はからずも驚異の現職業公務員合格率県内断トツ優勝の学校に合格し、目指す職業へまっしぐら!!

数年後2人はそれぞれ目指す職業に無事就くことができました❗めでたし めでたし‼️

目指す地点に見事着地し、希望の仕事がスタートすると…最初の2年は本当にあっという間に過ぎていった。私なりに一生懸命やったし、そういうものだと思って励んだなぁ

そんな最中の3年目 そこまでの私の人生の中で最大の事件が起きた。父の急死

目の前で起きていることが現実だとは思えず、感情・感覚が鈍って何も感じない。ドラマでも見ているようで…周りの人に言われるがまま動いてた。

怒涛の1週間が過ぎ、鈍った感覚のまま職場復帰。そこで待ち受けていた衝撃の一言。

「1週間も休んで周りに迷惑かけたんだから、頑張って遅れを取り戻さないと❗」

当時組んでいた先輩(10歳歳上)に開口一番言われた言葉。別に労ってくれるとは思っていなかったものの、これを最初に言われるとも全く予想しておらず衝撃。

私は皆に迷惑をかけた…。父の急死は迷惑なんだ。悲しいとかまだ実感わかないとかいっちゃ駄目なの?
本当に面食らった。

以後この先輩とはなんともしっくり来ず…。違和感たっぷり 何かと嫌み・意地悪されて、私も反発。話し合いにすらならなかった。歩みよりが無理な人もいると初めて知った大人のお仕事 人間関係。

約半年後、他の先輩と組む事になった時は心底嬉しかったし、かなりうまく行って成果も上がり評価で前出の先輩に楽勝。やればできるし、結果もついてくると実感したけど…何か腑に落ちないモヤモヤは常にあった。

この経験から、少しずつ芽生えた現職業への疑問。厄介な業界ルールに絡み合う人間関係。

続けられる?

余裕が無さすぎて、同僚に優しくない。自分が我慢すれば良いと思い込ませる自虐的な風潮。頑張って無理するのは美徳。数々のクレームや理不尽にさらされる。

拘束時間長いし極端に取れない休暇。 何より自分の時間が侵食される。

夢をかなえて着いた職業、必ずしも自分に合っている、自分が馴染めるとは限らない現実を絶賛痛感中。

まぁやりたい仕事で充実感たっぷりなお仕事人生を送れる人は少ないし、まして自分がそうなるとは思っていなかったけど。

真剣にこの業界から抜け出ることを考えるようになるとも思っていなかった。

変化が苦手な私は、何となくやり過ごし可もなく不可もなくで定年まで続けてしまうんだろうと思っていたけれど…。

最近担当職務が変わり、ますます募る「もう無理」「辞めたい」気持ち。毎日が辛みの極みで出勤拒否気味。現実逃避の妄想で気を紛らわし、なんとかしのいでやり過ごす現状。

辞めるのは簡単。
でもその後を考えるとすぐ辞表!ともいかず、先のみちを考える日々。

何をしたい?何ができる?

しかし考えてみると案外出てくるやりたい・やってみたいこと!思いの外あるやりたい事や新たな興味!

生活しつつ、それらに向かい取り組むために…。今は色々種をまき、私なりの方法を模索中。

今の生き地獄的な世界からおさらばするために。
安定や社会的地位や信用ばかりに重きをおいて、自分が自分で居られず苦しみ怯える日々を過ごすのはもうたくさんだから。

はじめてみる…これが「私の生きるみち」を切り開いてくれると信じて。

一方、美術のみちへ進み「学芸員」となった友人。
こちらは職場に恵まれ、充実したお仕事ライフらしい。自ら企画した展示や催しのお知らせを時折送ってくれる。

私が少なからず世界の絵画に興味を持つようになり、「世界の名画を見に行こう❗」というテーマを持った旅を始めるきっかけをくれたのも友人。

素敵な家族にも恵まれ、家庭と仕事をかなり理想的に両立させている友人。どきどき和やかな風をふかせてくれる✨ありがとー❗

お互いやりたい仕事に着いたのに、こんなに違う現実・現状。かといって、不思議と羨ましいとか妬ましいといった感情は湧かず、そのような現状の友人は、人生楽しんでいて良かった‼️と心底思う。

友人は友人の生きるみちを全うしている。それが何より喜ばしい‼️

私は私の生きるみち 全うするべくもがく訳で。
まだまだ続くみちだから、自分でしっかり選びたい。
昔聞いた「悩んだら考えるのではなく感じろ」を座右の銘に

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