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選べる自由

【自由】
自由(じゆう、: ἐλευθερία、: libertas、: liberty, freedom)とは、他からの強制拘束支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っている[注釈 1]ことをいう。哲学用語。自由な行動により生じた結果は本人が引き受けるべきという社会通念があり、自由と責任は併せて語られる事が多い。
※出典 Wikipedia

自由というものは本来嬉しいものである。

他者の影響を受けるわけでもなく、個人で選択・決定することが出来るのだから。


本来は有難い事なれど、私は事これにおいて自由は苦手だ。


それは遠方に出た際の『食』の決定である。


今回も帰省の際、東京駅を訪れる事は決まっていたので、いつもの反省を活かし、事前に東京ラーメン横丁の『がっとん』さんに行こうと決めていた。

帰省に向かう際は「早く帰ってこい」と託けられていた為、無事にスルーして帰省する事が出来たのだか、戻ってきた東京駅でまんまとどつぼにはまる…。

東京に戻る際、姉から分厚い本1冊と母からさつまいも3本ほど頂いてしまった為、予定より荷物が多くなってしまったのだ。

基本的に許容範囲内の荷物の増加ではあるのだけど、『がっとん』の店前について気がついた。


カウンターでの食事となるとそこそこしんどい…。


荷物を預かってくれる可能性はあるもの、そこは東京駅だけあって混雑をきわめている。冬場だけにコートも羽織っているので、出来ればコートも脱いでゆっくり食事をしたいという気持ちが出てきてしまった。

これはもう、本来食べたかったものも見失い自他共に認められるケチな私と、選択肢が多く東京駅価格の飲食店たちとでは相性は最悪である。

ヤエチカを一周した後、ヤエチカから丸ビルまで歩き、さらにヤエチカに再度舞い戻り、もう一度ヤエチカを一周した私は「安いし、席がある」という理由で雑穀米のチリコンカンを食べたのでした。


今度、チリコンカン作ってみよ。

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