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三国志×経営 第10回「才あるものは才に溺れる」

さて三国志×経営の第10回です。

ようやく二桁までこれまして私も感無量です。

お尻を叩いて下さる読者様にも感謝しております<(_^_)>

本日は才能があるからと言ってそれを発揮し過ぎるのもまた危うい。
という事を考えさせられるエピソードを横山三国志から見ていきましょう!

エピソード

魏(ぎ)楊修(ヨウシュウ)はすぐれた才能を持ち、それはそれは魏の王である曹操(ソウソウ)も一目を置くほど。

しかし、その才能を鼻にかけるというところがあり、曹操はあまり好意を持っていなかったのでした。

というのも何かにつけて曹操の考えを深くくみ取り、先回りするように行動する。

それは一見すると良い行動なのかもしれませんが、段々と曹操にとってはうとましい存在に思えてきたのでした。

そんな事が何回も続いてくると曹操のストレスも相当なものに…。
そして、遂には落ち度があった時に楊修は殺さねばならぬと曹操は内心考えていたのです。

 

そんな折に生じた魏と蜀(しょく)の戦いの最中。

またもや楊修は曹操の考えを先回りするような事を行いましたが、これは曹操の真意をくみ取ったとはいえ、やや勇み足でした。

その結果…

曹操「黙れ!その意味で申したのではない。それを勝手に釈放しおって軍律を乱すとは許せぬ!こやつの首を打てっ」

楊修は勝手に曹操が半分虚ろになりながらつぶやいていた言葉の真意をやや深読みし過ぎて軍を勝手に退却させたがためにそのまま打ち首となったのでした。

人々はこのエピソードを「才は才に滅ぶ」と深く心に刻んだのでした。

能ある鷹は爪を隠す

今回のエピソードは別の言葉に言い換えてみると「能ある鷹は爪を隠す」ではないかなと。

本当に優秀な人というのは自分の知識を無駄にひけらかしたりしないと思うんです。大抵の場合、いざという場面で力を発揮したり、自ら誇示しなくても周囲はすぐに分かったりする場合が多いのではないでしょうか?

逆を言えばみずからの能力を鼻にかける人はまだ人としては未熟であり、
打ち首はなくとも足元をすくわれかねないという注意でもあります。

まぁ楊修さんも事あるごとにトップである曹操を煽っていたらそりゃいつかは首も飛びますわ…。

少々頭を冷やした事でしょう。分離しちゃったけど(笑)


という事で第10回も以上となります。

今回の記事も最後までお読みいただいた事に感謝を申し上げます!

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今後とも宜しくお願い致します。

【お詫び】

記事の開始当初より横山光輝さんの光プロダクションに画像の使用許可願いをしておりました。

しかしながら、現在のところ個人のサイトでは有償でも許可していないとのお返事をいただいてしまいました。

従いまして私の対応として記事内の画像をすべて削除するに至りました。

他のブログやSNSで使用されている方は「黙認」という事だそうです。

私は何度かスルーされていたのを正直に複数回問い合わせてお伺いを立てたのがいけなかったようです(苦笑)

とはいえ当シリーズのモチベーションがだだ下がりになり、記事の更新速度が明らかに減速致しました事を白状致します。

今後もテキストだけでも面白くなるように書ければと思います。今後とも宜しくお願い致します。

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