ひとり税理士のDX -11. プログラミング-
DX化には、プログラミングの知識が必要。
しかし、プログラミングの習得に時間はかけたくない。
日頃からエクセル等の表計算はよく利用している。
エクセルには、VBAというプログラミング言語が提供されている。
GoogleスプレッドシートにはGASというプログラミング言語が提供されている。
表計算を作成していると、もっと楽に作業できないのかな?と思う。
その時、わざわざ別のソフトを開いて作業するのも煩わしい。
ということで、VBAやGASをよく利用するようになりました。
税理士が、表計算を使うケース
1. データの加工
2. 分析表等の作成
が多い。
データの加工の作業・・・同じ作業の繰り返し?
分析表等を作成していると、・・・数式が複雑になって、
括弧の位置が間違って、誤った結果に!
同じ作業の繰り返しする作業が多い場合は、プログラミングで仕事が楽になります。
数式が複雑になるのであれば、ユーザー定義関数(カスタム関数)で自分で関数を作ってしまえば、誤りも少なくなり、関数の表記もわかりやすくなります。
税理士が主に利用するプログラミングのパターンは、数パターン。
某関与先のために作成したプログラムを、他の関与先用に移植して使っています。
プログラミングも、上手下手があると思いますが、まともに勉強したことがない私には、最初から上手なプログラムは作成できるはずがありません。
インターネットで参考となるソースプログラムを探して、それを真似して利用すれば、手っ取り早く、少し使える程度にんーなりました。
最初は、デバッグというエラーを修正していく作業が慣れていないので、大変です。時とともにデバッグ作業が早くできるようになっていくようになりますので、慣れるまでは・・・。
デバッグが上手にできるようになれば、プログラミングも上手になると思います。
プログラミングがある程度できるようになると、メンテナンスについても考えなければいけません。
関与先ごとに同じ様なツールを作ってしまうと、プログラムコードを修正する必要があるとき、関与先の数のプログラムを修正しなければいけなくなります。
なので、一つのツールで、関与先選択により入力するファイルを切り替えて、処理するというように、後々に発生するメンテナンス時間にも留意する必要があります。
プログラム自体もスマートに作れるようになれば、修正する時に時間を短縮できるみたいです。
また、最近、はやりのRPAツールを利用することで、自動化処理ができます。
ひとり税理士であれば、無料のRPAで十分。
私は、プログラミングで作成するのが難しいときに、RPAを利用しています。
ほとんど使う機会がないので、ど素人レベルです。
最近、使っているのが「Power Automate」。
エクセルの格納したデータを基に、国税庁の確定申告書等作成コーナーにデータを入力するツールを考えています。
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