ひとり税理士のDX -12. GASとVBA-

 GASとは、Google Apps Scriptのことで、Googleのサービスを自動化するスクリプト言語(プログにミング言語)です。Googleの表計算ソフトGoogleスプレッドシートで利用できます。
 VBAとは、Visual Basic for Applicationsのことで、Microsoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語です。表計算ソフトExcelで利用できます。

 GASには、1スクリプトの実行時間が6分間という制限があるそうで、処理時間が長くなる作業には向いていません。GASは、Googleスプレッドシート以外のGoogleドキュンメント、Gmail、Googleカレンダー等のGoogleのアプリでも利用できます。Googleスプレッドシートの場合、インターネット環境により処理結果の表示時間が長くなる場合があります。
 VBAの場合、プログラムの修正作業が面倒となるケースが多いので、最近は敬遠しています(関与先の方がエクセルをコピーをいくつも作成してしまったり、複数の担当者が利用できるように共有設定していると簡単にプログラムの修正ができないので)。

 なので、関与先と表計算のやりとりをする場合は、Googleスプレッドシートを利用しプログラムはGASを利用することとし、自分で処理するときは、原則GAS、時間がかかりそうなのはVBAと使い分けしています。

 RPAを使う場合は、相性の良いエクセルのVBAを利用することとしています。


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