取材先を紹介してください。に対して
Z Venture Capitalの高橋です(@takasho1222)。日記を書くようになると、ほかの方が書いているnoteをよく見るようになります。なぜ、これが多く読まれているのか?という視点だったり、シンプルなのに面白いな、だったり。不思議ですよね。同じ文章でも見方が変わってきます。
さて、今日は何を書こうかなと…と日中考えていました。すでにタイトルだけお伝えしたいものが多々あるのですが、マラソンのように長い道のりだと思うので、今はグッと堪えます。
今日は、メディアを紹介してください。に対して、です。
コミュニティマネージャーのあるある?
これはベンチャーキャピタルのコミュニティマネージャーのあるあるかもしれません。投資先の企業の広報担当から「今度、プレス発表を行うのですが、取材してもらえるメディアを紹介してもらえないでしょうか?」と相談を受けることがあります。
相談を受けた時、関心高く取り上げてくれそうなメディアが何個か浮かぶときがあれば、「このメディアだったら取り上げてくれそうだけど、ツテがないな」と感じることもあります。
投資先が増えれば増えるほど、そうした機会も増えるのではないでしょうか。
メディア側の取材判断は
去年までメディア側にいた立場で考えてみます。経済担当の記者であれば、スタートアップの動きや取り組みはかなり敏感です。また経済担当以外でも、「何か面白い動きがあれば、他社より早く取りあげよう」というほどモチベーションは高いです。
企業の広報担当者から「今度こうした動きがあるんですけど」と教えられ、内容を聞いたとき、記者は大まかに、上から順に次のようなことを考えています。
おもしろいと思えば、その場で「今度取材させてください」と即答します。これは単独でも記事が成立すると考えているからです。
また、「単独だと弱いけど、1つのテーマのなかで、何社か動きを伝えると成立するかな」というときや「タイミングが少し違うな」「記事が少ないときだと取り上げられるかな」という時は、情報としてとっておきます(ストックネタとか、ひまネタとか言われます)。
ただ、案外、後日取材して放送したり、掲載したりすることはあります。
あとは、どうしても内容が刺さらないとき。これはあきらめましょう(泣き)
投資先とメディアを効率よくつなげるためには
メディア側の関心に刺さるかどうか、いくら内容が魅力的でも、取材者によるところが大きいのが実態です。
そこで「取材してくれるメディアを紹介してください」と聞かれたときの話に戻るのですが、こんなことを考えました。
「同じ課題を持っている各VCにコミュニティマネージャーを通じて、過去に取材のつながりがあるメディアのコミュニティを共有すれば、投資先の取材依頼に、よりよく対応できるのでは」、と。
そこで、VCのコミュニティマネージャーの方々に話をしたところ、「いいね。ぜひ進めよう」という話になり、いま、ざっとこんなことを考えています。
3月下旬に、VCのコミュニティマネージャー(広報)とメディアとの合同懇親会(イベント)
VC側10社・メディア側10社ほど
懇親会だけでなく、投資先の魅力を伝え、各企業の取材につなげてもらえるような企画も
今後、継続的なものにしていく
このコミュニティが、投資先の有意義な「情報の発信」につながり、メディア側にとっては「取材したい情報」をスムーズに知ることができる、そうしたものにしていけたらいいなと思っています。
長くなってしまいましたが、結論は、3月下旬にVCのコミュニティマネージャーとメディアとのイベントをやります!ということです笑。
この詳細はまた、後日、noteでも発信をしていきます。楽しみにしてください。
今日も読んで頂いた方、ありがとうございます。
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