忘れないために書こうと思った。
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忘れないために書こうと思った。

noteと言えば、ほとばしるような表現欲のある人が、
スタバでリンゴマークを光らせながら熱量&高い文章をしたため、
「ちょっと思いついたんで、さらっと書いてみました」
とか言つつ4万文字くらいの保険の約款みたいな文章
お披露目して、マウンティングしあう場所なのでは…。
(個人の偏見です)
そんな生き馬の目を抜くような世界で、
ここまで受け身でnoteを書く人が、かつて存在したのだろうか…。

私は札幌を拠点に活動している
フリーのコピーライター/クリエイティブディレクター。
(仕事のことはWebにまとめてあるので、ご興味あればこちらをどうぞ)


うがったものの見方しかしない私が、
なぜ今こうしてnoteを書いているのか。
きっかけは、先日、
友人のアーティスト前田麦氏から送られてきたメッセンジャーだ。
「挿絵を描いてやってもいいから、note書け」
と。

彼からはことあるごとに
「おまえのコピーは良いのか良くないのか、よくわからない」
「コピーよりも長文のブログが向いている気がする」
「そうだ、noteを書け、note」

と言われてきた。

上記の挿絵の件がオファー来たときも
「この非常時に、なんてオレのことを思ってくれているんだ…」
と心温まることは一切なく、
なぜそこまで執拗に…とむしろ薄ら寒いものを覚えた。
とはいえ、まあコロナのせいで仕事も少し落ち着いたので、
そこまで言うなら書いてみようかと重い腰をあげたわけである。
(ところで、仕事がないのコロナのせいですよね…?
ただ干されただけとかじゃないですよね…?)

ちなみに前田麦氏はイラストレーターの活動と並行して、
リボネシアというプロジェクトを主催している。

COMME des GARCONSやHERMES、エスティ ローダー、
資生堂、ラフォーレ
etc.
名だたる企業とコラボしている一流アーティストだ。
この地方都市札幌を拠点にしているのにスゴイ。
ただ麦さんはブランドに興味がないので、
COMME des GARCONSとCOMME CA DU MODEの違いが
わかっていない
んじゃないかと踏んでいる。
エルメスのこともヘルメスと言っていた気がする。

10年ほど前、このリボネシアを初めて見せられた私が、
「麦さん、ヒマなんですか?」
と尋ねたのは札幌の業界では有名な話だ。
以降、麦氏にとって私の反応は逆リトマス試験紙になっている。
私がけなすとヒットするし、褒められるとヒットしないから。

「挿絵を描く代わりに、インスタを貼って宣伝しろ」
と言われたのでとりあえずこのあたりに貼っておこう。
彼はリボネシア以外にもとにかく作品を作る人で、表現欲の塊。
私とは真逆である。
なお、ここ経由で彼に仕事依頼すると、
私にマージンが入る仕組みになっている。


さて、noteに取り組むにあたって最大の問題は何か。
それは、特に書きたいことがないということだ。
コピーライターという職業なので、
表現の世界の片隅で生きてはいるのだろうけれど、
課題がないと表現できない体質になっている。
職業名でよく勘違いされるのだが、
もともと子どもの頃からモノづくりとか絵を描いたりとか、
文章書いたりするのが好きだったわけではない。
「コピーやアイディアは課題解決の手段であって、目的ではない」
というスタンスを一貫してとっているので、
自由に何か書けとなるのが一番困る。

そこで自分の課題を自ら設定することにしてみた。
東井崇の課題は何か。
もし周りにリサーチしたら
「目が笑っていない」「偉そう」「声が低い」「シルエットがマッチ棒」
とか言われることは目に見えている。
自ら真っ先に挙げたいのは記憶力の減退だ。
自分で言うのも何だが、子供の頃はかなり記憶力が良い方だった。
「タカシくん、よくそんな細かいところまで覚えているね」
と言われたものだ。
しかし、今はヒドイ。
人から聞いた面白い話を、
さも自分のネタかのように話してしまうくらい、
しかも、話をしてくれた当人に話してしまうくらい
記憶が衰えている。
先日はスノーボードをしに雪山に行ったら、
上着を着ていくことを忘れてしまい、
春にゲレンデに出没する
チャラい大学生ボーダーみたいな格好で滑るハメになった。
(まあ、これは記憶力というより認知力の低下か)

では、数多ある記憶の中でも、
あまり忘れたくないことは何だろうか。
すぐに浮かんだのは子どものことだ。
特にSNSなどで言ってないし、写真もUPしたりしていないのだが、
2018年に誕生した息子だ。
SNSにアップしないのは本人確認が取れていないから、
ということにしている。
私が子どもの写真をアップし始めたら、
「父さん、『いいね!』ほしいんだったら、ぼくの写真アップしていいよ」
と息子から許可があったと思ってほしい。

そんな息子の成長スピードは半端ない。
どんどん新しいことが巻き起こるので、
私はどんどん忘れていっている気がする。
子ども中心に過ごしていると1日が20時間くらいになった感覚だ。
そんな激動の時期を言葉で残しておくことは、
記憶が怪しい自分にとって意味があるはずだ。

うん、なんだか課題設定らしきものが出来た。
書けそうな気がする。
というか、要はわが子の成長記録ってことだな。
クリエイティブで食べているわりには、すごい普通だ。
ただ、
「うちの天使♡」「ベビちゃん☆」「世界一キャワイイ!」
とかは書かないだろうから安心してほしい。
こういう言葉をSNSでアップする人は…
いや、やめておこう。
コロナじゃない理由で廃業に追い込まれてしまう。

気づけば前置きが長くなりすぎてしまった。
既におなかいっぱいになりつつある。
noteの「もっとも大事なこと」にこう書いてあった。

・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること

やばい。
疲労から、早くも創作が楽しくなくなってきている。
noteのキラキラした空気がまだ合わないようだ。
初回はこのあたりにしておこう。

最後に予定している話のキーワードだけ書き記しておく。
(なぜなら、自分が忘れるから)


「銃口の先に、立つな」

「流れ続けるTRUTH」

「生きるということ」

「ネーミング」

「DNA」


そうそう、息子が産まれた際に麦氏に写真を送ったところ、
すぐに返信が来て一言、

「メガネをかけていない!」

やはりアーティストは目の付け所がイカれて…
いや、ユニークだ。

最後に彼から送られてきた約束の挿絵で締めようと思う。
それが、これだ。















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怖いわ。

いや、もうちょっとnoteの挿絵なんだから、
COOLで意識高いぽいハイセンスな、
そうnoteぽいやつ!
と麦氏に言ったら修正データが送られてきた。













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取り憑かれてる。
noteに取り憑かれている。
noteぽい!
(つづく)

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東井 崇

よろしければサポートをお願い致します。自分の脳ミソを喜ばさせ、言葉につながる活動に活用させて頂きます。あと、機嫌が良い時は挿絵を書いてくれた前田麦氏にビールおごります。

いつもお世話になっております。
札幌でコピーライター/クリエイティブディレクターやっています。https://takashitoi.com/ リクルートメディアコミュニケーションズ(現リクルートコミュニケーションズ)→電通北海道→2012年8月よりフリー。