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タタミコーナーのつくり方!

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リビングからつながるタタミコーナー。

小さなお子様がいるご家族ですと、このスペースを要望されることがよくあります。

目の届く範囲で、ある程度自由に遊ばせることができますし、転んだ時のことやハイハイなんてこと考えると、フローリングに比べて、安心ですので。

広さは、3帖からスタートで、4.5,6帖くらいまでが多いです。

ただ。

3帖ですと、シングルの布団を二つ並べるのが少しきついので、二人が宿泊されるようなケースがありそうなら、4.5帖がオススメ。

ちなみに。

冬に炬燵を置いて、寛ぐようであれば、4.5帖あると、4人がゆったりと座れますよ。

一枚目の写真のように、フローリングと段差なくつながっていくというカタチであれば、あまり、ハッキリと和を感じさせるよりは、リビングのインテリアに雰囲気を合わせるといいですよ。

床がつながっていくと、視線も連続していくのと、普段は、戸が開いていて、つながってるようであれば、その方が、LDKの雰囲気に馴染みますから。

たた

こちらの場合は、壁や天井がつながっているので、一体に見えそうな感じですが、腰かけできるほどの段差があるので、空間としては、少し区切られた印象です。

壁の途中で色柄を切り替えるのは、不自然なので、こちらの場合は、正面奥だけ、少し和を感じさせる壁紙を採用しています。

床の段差だけで、ずいぶんと印象が変わります。

ちなみに。

段差は、30-45cmほどで、ちょうどダイニングチェアと同じくらいの高さなので、ちょうどイスのように座れるので、便利ですよ。

さらに、コストはかかりますが、底上げした床下を使って引き出しの収納を設置できたりするのもメリットです。

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こちらはどう感じましたか?

段差は、腰かけるほどありませんよね。

実は。

タタミコーナーのインテリアを見るとわかるのですが、襖の作り方や障子を使ったりして、和を感じる雰囲気。

LDKとは少し違った空間として見せるため、ちょっとした段差をつけることで、仕切っているんです。

ここからは、少し違う空間ですよって。

段差だけではありません。

お分かりだと思いますが、白木の建具枠を四方取り付けて、縁取りすることで、奥が和空間であることを表現しています。

ちなみに。

LDK側のインテリアが、その枠に違和感を感じさせない場合に限りますが。

こちらのLDKは、無垢を生かしたインテリアになっていたので、違和感なく、馴染んだ感じにできました。

たかがタタミコーナーなんですけど、どんな風に見せたいかでいろんなやり方があったりするので、いろいろ調べてみてください。

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